出かける途中、道路でリスが
死んでるのを見つけました。
車で轢かれたのかもしれません。
人目につかなそうな草むらを探し
そこへ隠すように置きました。
花が咲いてたので、ちょっともらって
リスの傍に置き、手を合わせて行き
ました。
ちゃんと埋めないなんて、と
かわいそうに思うかもしれませんが
野生の動物はその辺で死ぬのが
普通です。
一応、リスにコンタクトしてみました。
「ここへ置いていくけど。」
リスはピャピャっと飛んできて
「大丈夫！」
一言だけ言って、またピャピャっと
どこかへ行ってしまいました。
そうだろうね、野生だもんね。
埋葬というのは人間の考え方だもんね。
春先にすずめの雛が道路の真ん中に
落ちているのを見つけた事があります。
親鳥の声も聞こえてこない状況でした。
ほっとけなっくて保護したのですが
小鳥のお医者さんへ聞いたところ
「かわいそうに思うかもしれませんが
野生には野生のルールがあります。
そこは放っておくのが一番です。」
鳥の親は３日間は探しに来るというので
道路の端へ戻しに行きました。
猫に見つかりませんようにと祈りながら。
かわいそう、が考えの中心になっては
いけないなと思いました。