かれこれ渓流釣りを初めて10年以上は経ったであろうか。

初めて買ったウェーダーはラジアルソールの物で石苔によく足を取られて何度か危ない思いをした。

フェルトスパイクの登場により、滑りづらく快適に歩けるようになったことは間違いない。


しかしながらこのフェルトスパイクというソール。

とにかく消耗も激しくフェルト部分の剥がれが多発してワンシーズンで2 回は買い替えをしなければならない。

使い方の問題なのかもしれないが剥がれないにせよ、消耗が早くどのみち短命であることに変わりはないのだ。

初心に戻るではないが、今回はラジアルソールのウェーダーを購入した。


理由としては渓流よりも砂利や石が多い本流域、湖といったフィールドで釣行を行うことが増えたこと。

渓流にいってもそこまで川の中に入り込んでアプローチをすることがなく、ほぼ陸地を歩くことが多いため目詰まりを起こしフェルトの良さを発揮できていないことが理由だ。

特に湖の釣りではフェルトのメリットはほぼなく、ラジアルのほうがメンテナンスも遥かに楽であり、安定している。



道具全般にいえることであるが、やはり適材適所なのだと改めて思った。



またいつの日か、フェルトじゃなきゃあかんてなる日が来るかもしれない。

その日までラジアルソールで釣りをしたいと思う