エルサルバドル初の快挙である。

 ビーチサッカーのFIFAワールドカップ世界第4位。

 恵まれた環境で練習を積んできた他国の選手と違い、エルサルバドル代表のほとんどは漁師だった。日本の漁師と言えばたくましそうで聞こえはいいけれども、エルサルバドルの漁師はもちろんたくましいが基本的には貧困層だ。その彼らが漁の合間に時間を作り、家族を養いながらも手にした世界第4位だった。

 イタリアで開催されたこの大会、エルサルバドル代表選手の一人がこのように話していた。

「イタリアに来て、いいホテルに泊まり、いい食事もできた。私の家族も連れてきてあげたかった」と。

 エルサルバドルの快進撃は国内で大きく取り上げられ、エルサルバドル人も今回の結果を誇りに思っているよう。

 私も漁師の方々に関わることが多々あるが、その生活は決して豊かではないことを知っているだけに、今回の活躍は本当に素晴らしい。

 ただ、日本も参加していたこの大会、早々に敗退していたのは残念だ。
エルサルバドルにやってきて1年と2ヶ月ほど。

やってくる前に2ヶ月と、エルサルバドルにやってきて1ヶ月。

いわゆる、スペイン語を勉強したというのは3ヶ月だけである。その他は日々の生活の中で少しずつ学んできた。

日常生活に支障はないくらいに話せるようになり、エルサルバドル人の友達に「ちょっとスペイン語を勉強してくるよ」と言うと、そんな必要ないだろ?といわれる程度にはなった。

けれども、今日から2週間、改めてスペイン語を学ぶ機会を得た。

いざ久々に学んでみると、まだまだ知らない文法上のルールがある。知らない言い回しもたくさんある。通じるけれども、文法的にはおかしいところもたくさんある。


そんな課題をたくさん見つけながら、少しでも上達し、今後の活動にいかせればと思う。


 今日は小さな店でチョコレートクッキーを買った。

 クッキーの上にチョコレートが塗られている、ごくごく普通のチョコレートクッキー。イメージで言うと「アルフォート」クッキーだろうか。もちろん味はアルフォートには及ばないが。。。

 そのチョコレートクッキーが、3枚重ね、2列の合計6枚入りで一袋。お値段店にもよるが、20セントから25セントである。

 が、袋に3枚重ねで入っているため、くっつく。

 私の住んでいるところはとても暑いので、3枚ともがいつもくっついている。

 もっと暑い日には、チョコレートは原型をとどめず液体と化し、流れ出てくることもある。

 そういば首都で固まったチョコレートを食べたことはあるが、今現在住んでいるところで、固まったチョコレートを食べたことがない。