大型連休アゴスティーナ、正確に日程が決まっているのかは謎だが、8月の第一週が一週間ほど休みになる。

 しかしこれも首都だけの話。地方に住んでいる私は特に関係ない。

 何でも首都にあるサルバドル・デル・ムンドという像に関連した祭りだそうだが、本当のところは私も何も知らない。日本でも、○○地方のお祭りの起源は?と聞いてもほとんどの人が答えられないのと同じで、エルサルバドルの人にアゴスティーナの起源を聞いてもいまひとつはっきりしない。

 そんなことはさておき、このアゴスティーナでは首都サンサルバドルの大きな広場に遊園地が一時的に出来、多くの人でにぎわう。ジェットコースターもある。エルサルバドルのジェットコースターと聞くだけで、背筋がゾクゾクするほどの恐怖を味わうことができるのはなぜだろうか。本当にこのジェットコースター、脱線しないの?ぶつからないの?途中で止まったりしない?本当に安全?という疑問がぬぐいきれないからか。以前、ネパールでロープウェーに乗ったことがあったが、そのときも心から楽しめなかったのはそのためかもしれない。

 そう、そして昨年、アゴスティーナ中にジェットコースターが事故を起こした。なんと衝突事故。

 またまたそんな話はさておき、

サルバドル・デル・ムンド、サンサルバドル、エルサルバドルと似たような名前が出てきた。

国名のエルサルバドルはEl Salvadorと標記し、Elは冠詞(英語で言うとTheとかaである)で、Salvadorは救世主という意味である。なので直訳すると、ザ・救世主である。

サンサルバドルも同じ要領である。サルバドルはSalvadorで救世主、Sanは聖なるという意味なので聖なる救世主。

そしてサルバドル・デル・ムンドも、サルバドルは救世主、ムンドは世界なので、世界の救世主といったところ。

 そんな話もさておいて、エルサルバドルではお祭りの度に遊園地がやってくる。私の住む小さな街にも移動遊園地がやってきたことがあった。


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 これは観覧車と思って乗り込むと痛い目に合う。なんと観覧車とは思えないほど猛スピードで回転し、ゴンドラは前後上下に激しくゆれ、シートベルトのようなきちんとした安全装置ではなく棒一本がシートベルトの要領であるだけである。うまく行けば落ちることができるのだ。


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 そして猛スピードで回るゴンドラを接合している金具は錆びていないか?気のせいであることを祈ろう。