「東風荘」に完全にハマってしまったナカムラです。
こうやって人はギャンブルにのめり込むのですね。
読書感想です。読んだのは、
「僕は天使の羽を踏まない」
大塚 英志
注目はあとがき。
ここで作者は「ライナスの毛布」について書いてます。
毛布=子供の世界を守る防御壁や翼になるアイテム、というわけです。
海外の児童文学では、
物語の終わりのほうで、主人公たちが現実と向き合うエピソードが入っていたりします。
「長靴下のピッピ」では、主人公の兄妹が「大人にならない薬」がただの豆であると看破し、
黄色いくまのご主人様は学校へ。
大塚英志は、それらと同じことを
より露骨に、現代風に
「僕は天使の羽を踏まない」の中で試みてます。
つまりは、空想の翼をやや乱暴に手折ること。
物語に対する裏切りと言えばそれまでなので、
物語にどっぷり浸ってなんぼ、という方には御勧めできませんが、
「ピッピ」や「ローラースケート」、「はてしない物語」が好きだった私としては
なかなか楽しく読める本でした。
(「ローラースケート」、知ってる人いるかな? いたらすげー嬉しい)
…ところで。
もし、なんらかの事情によって、
「ライナスの毛布」を手放せないまま大人になってしまった人は、どうなるのか。
その答えが
「バットマン:キリングジョーク」で描かれているんですねえ。
けけけけけ。
バットマンとジョーカー。ヒーローとヴィラン。
自分の罪と狂気を知りつつも、醜く変わり果てた「ライナスの毛布」にすがりつくしかない大人たち。
もはや未来も救いも得られない二人が、最果ての遊園地で繰り広げる絶望的な死闘…
ああ…
最高!!!!
『神様』
著者:川上弘美
出版:中央公論新社
<感想>
最近の小説は説明しすぎだと思う。
なぜ、わざわざ“不思議”にそれらしい理由をつけるのだろう。
わからないものは、わからないままにしておく。そうして初めて、文章の中に神秘を感じることができるんじゃなかろうか。
この小説には、不要な説明はない。
不思議な”神様”たちが日常のなかにひょっこり現れては、すぅっと消えていく。そんな話だ。
隣に引越ししてきたクマとピクニックに行ったり、
梨園のお手伝いで白い小動物を拾ってきたり、
河童に男女の営みを相談されたり、
壷の中から出てきた女性に恋愛の愚痴を聞かされたり、
不思議と優しく、不思議と可笑しく、不思議と切ない、そんな九つの物語。
これを読めば、日常に潜む”神様”との接し方がわかるかもしれない。
短編集で値段も手ごろなので、ぜひ一読を。
<備考?>
五月の棚として自分で選出して、自分で買いました(笑)
冒頭の『熊の神様』は国語の教科書にも載っていたのですが、あまりにも印象的だったんでこの機会に購入を決めました。ぜひぜひ、読んでみてくださいね~。
本の紹介、こんな感じでいいのかな……。
著者:川上弘美
出版:中央公論新社
<感想>
最近の小説は説明しすぎだと思う。
なぜ、わざわざ“不思議”にそれらしい理由をつけるのだろう。
わからないものは、わからないままにしておく。そうして初めて、文章の中に神秘を感じることができるんじゃなかろうか。
この小説には、不要な説明はない。
不思議な”神様”たちが日常のなかにひょっこり現れては、すぅっと消えていく。そんな話だ。
隣に引越ししてきたクマとピクニックに行ったり、
梨園のお手伝いで白い小動物を拾ってきたり、
河童に男女の営みを相談されたり、
壷の中から出てきた女性に恋愛の愚痴を聞かされたり、
不思議と優しく、不思議と可笑しく、不思議と切ない、そんな九つの物語。
これを読めば、日常に潜む”神様”との接し方がわかるかもしれない。
短編集で値段も手ごろなので、ぜひ一読を。
<備考?>
五月の棚として自分で選出して、自分で買いました(笑)
冒頭の『熊の神様』は国語の教科書にも載っていたのですが、あまりにも印象的だったんでこの機会に購入を決めました。ぜひぜひ、読んでみてくださいね~。
本の紹介、こんな感じでいいのかな……。
実は最年少! で、夏休みまでは未成年! の「ひらまり」です。
(皆さんわたしが誰かわかってくださいますよね?)
嗜好範囲はたぶん読書部内で1,2を争う一般寄り。
(カオスとコアな深みについていけず本当は読書部に居ちゃあいけないんじゃないかという(ry
思考範囲は現代から西暦10086年まで。自分で小説を書くのです、わたし。
ここ5年くらいはまがいものの平和による終末をシリーズで書いてます。
(書くのが大好きなのはSFなのに大の苦手の純文学を書いたら北海道新聞の1面に写真つきで載ったとか)
志向範囲は思考に比べてとっても地味です。ちいさなワンルームしかありません(狭っ
もものかんづめが有ればしあわせになれます。
好きな小説:ひとつ選ぶなら、「冷静と情熱のあいだ Rosso&Blu」。
物語の内容はともかく、手法は革命的だったと思う。
好きな音楽:メジャーシーンではポルノグラフィティとか椎名林檎をよく聴きます。
最近はSound Horizonにも傾いています。毒と希望を共有する音楽がすき。
好きなヒーロー:アンパンマン!!
高校時代彼の素晴らしさについて全校生徒の前でスピーチしたくらい。
好きなヒロイン:セーラームーンが二十歳を間近に再燃中。
月をテーマにした作品をよく書くのはこの影響かも。
人間に絶望しているだけでは何も進まない。
わたしは破滅の先がみたい。
「凛と蒼く別れの詩を
あなたを射ち堕とす」 -SoundHorizon「恋人を射ち堕とした日」より
あっ、二つ名は「終末詩人 -ルナティック・チューズディ―」だそうです。
凄い、「終末」と「詩人」と「ルナティック(月光の、気が狂った)」が全部入ってる!
(皆さんわたしが誰かわかってくださいますよね?)
嗜好範囲はたぶん読書部内で1,2を争う一般寄り。
(カオスとコアな深みについていけず
思考範囲は現代から西暦10086年まで。自分で小説を書くのです、わたし。
ここ5年くらいはまがいものの平和による終末をシリーズで書いてます。
(
志向範囲は思考に比べてとっても地味です。ちいさなワンルームしかありません(狭っ
もものかんづめが有ればしあわせになれます。
好きな小説:ひとつ選ぶなら、「冷静と情熱のあいだ Rosso&Blu」。
物語の内容はともかく、手法は革命的だったと思う。
好きな音楽:メジャーシーンではポルノグラフィティとか椎名林檎をよく聴きます。
最近はSound Horizonにも傾いています。毒と希望を共有する音楽がすき。
好きなヒーロー:アンパンマン!!
高校時代彼の素晴らしさについて全校生徒の前でスピーチしたくらい。
好きなヒロイン:セーラームーンが
月をテーマにした作品をよく書くのはこの影響かも。
人間に絶望しているだけでは何も進まない。
わたしは破滅の先がみたい。
「凛と蒼く別れの詩を
あなたを射ち堕とす」 -SoundHorizon「恋人を射ち堕とした日」より
あっ、二つ名は「終末詩人 -ルナティック・チューズディ―」だそうです。
凄い、「終末」と「詩人」と「ルナティック(月光の、気が狂った)」が全部入ってる!