ゆめにっき Dream diary全100%達成したから感想書きますよ!
ゲーム画像は貼らないけどネタバレ注意です。
小説版の内容もちょっとだけ。
まあ後半は感想というよりは要望のような気もしますが。


まずは世界観の話。
ゆめにっきをリメイクじゃなくて公式サイトにある通り、「新たに構築」という言葉がしっくり来る内容でした。
まあリメイクも新たに構築も本来の意味的には対して変わらない気もしますが、リメイクというと元のものを保ちつつの作り直しという雰囲気があるのに対して、新たに構築は一度バラしてから作り直すというイメージが個人的にあります。

このバラしてからの作り直しがこのゲームに合った表現だと思います。
というのも、原作で出てきたキャラクターやオブジェクト達が原作に準拠した場所に登場したり全く違う場所に出てきたりするのです。

この整っているようで整っていない感覚は、ゆめにっきをプレイした人が、ゆめにっきという作品に影響されて見た夢のゲーム化というのがふさわしいです。
ですのでゆめにっきのリメイクだとか続編とかの考えを持った上でプレイするとしっくり来ないかもしれませんね。


次にゲーム性の話。
アクション要素要らねぇ!


…さすがにこれだけじゃこの項目を終わらせられません。
筆者が最初に開いた扉が桟橋の世界で、落下したり鳥人間に捕まったり落下したり落下したりと進めるのがめんどくさかったので、淡々と歩き回りたいゆめにっきにはアクション要素は合わないと痛感しました。
ジャンプがあるんですけど、障害物を乗り越える要素というよりは意外なところも進めるぞっていう要素にして欲しかったです。
そんな行ける場所を増やしてくれるかさは楽しかったです、原作のほうちょうみたいなポジション。

あとはせっかく3Dなので360度自由に動き回れるステージだらけにして欲しかったです。
見た目以上に横スクロールのステージが多く、霧の濃い林なんか絶対走り回れたら楽しそうなのに右か左にしか行けません。
階段を上りきった先の公園とかもですね。
そういった意味では浅瀬は景色もよくてとっても広くて新たに構築された恩恵を一番受けていると思います。一見の価値ありです。

ゲーム性を総括すると、もっと広いところを淡々と歩かせて欲しかったです。
本家や派生のそういったところが好きな人には合わないと思います。


キャラクターとかの話。
あまりにも余計なキャラクターとかがいなくてやはりゆめにっきに影響された夢感が溢れてていいと思います。
青鬼とのコラボはちょっと余計だったかも。
青鬼のミニゲームの出来はよかったので本編の外でなら大歓迎でした。
キャラの扱いにも特に文句はないですね。むしろポニ子が何か書いてるのを隠すのが可愛かったのであの部分の開発者を称えたいです。
原作ではポニ子が窓付きを無視して、小説では窓付きがポニ子を無視して、やっとささやかながらもコミュニケーションが取れましたね。

新キャラクターは影が薄かったです。
まあ主張しすぎるのもゆめにっきにそぐわないのでちょうどいい塩梅だったんじゃないですかね。

一番好きなステージである、△頭巾が手に入る巨大な石が並んだ場所が無かったのが残念ですが、そこが一番好きな人はそんなに多くないと思うのでまあ仕方ないですよね。

ひとつだけありましたキャラクターへの文句。
ラスボスのクリフォートゲニウスはよくわからなかった。
ウボァの先にいる奇っ怪な生命体だったのなら血反吐を吐いといて欲しかったです。
それとも筆者がまだ知らない原作の登場キャラなのか…

火星さんとタコ風船が見つからなかったのでもしいたらどこにいるのか教えてください。


全体のまとめ
ゆめにっきのファンゲームって感じです。
せっかくなのでゆめにっきが好きならプレイしてみていいと思います。
3月3日まで10%オフセールらしいので是非。
筆者はフルプライスで買いましたよええ。
ポニ子や窓付きが好きならやって損はないです(*・ω・)b
ゆめにっき原作未プレイの方もsteamで無料配信してたりAndAppからスマホでも遊べるので是非に是非に。
もちろん原作者さんのサイトからでもダウンロード出来ますよ。

この記事を読んでくださった方は是非ゆめにっきに触れてみてください。
それでは良いゆめを。


…"良い"って言葉ばっか使っててもうちょっと語彙が欲しいです。