NHKラジオロシア語講座「まいにちロシア語」を頑張って聴いていましたが、最近は聴くのをやめてしまいました

「この制裁下でもロシア語講座をやってるなんて~♪」



普通、初級外国語講座といえば…
「こんにちは」
「Здравствуйте」(ず(ど)らーすとびーちぇ)
とか、
「これは、 砂糖です」
「это сахар(えーた さーはる)」
とか、優しい会話から始まりますが…
なぜか「まいにちロシア語」では、テキストは第一回から、政治がらみのよくわからない小話…
ー「Привет! Hовый анекдоты
есть?」(アネクドート(冗談の小話)あるかい?)
ー「Heт…」(ないね…)
ー「Ну и правительство!」(使えない政府だね!)
全く意味が通じない会話ですよね?
説明をすると、ロシアでは小話と言えば「政府」を揶揄する内容が多いので、小話がない=小話の題材にもならない使えない政府…という意味の会話らしいのです。
分かりにくい…(~_~;)
初っぱなから、「政府」などの日常では使わないような単語も多く、難しい設定だし…「どうして?」と少し不思議に思いました。
それでも、頑張って聴いていたのですが…
今度のテキストは、なんと早口言葉!
「Нисколько не
скользкий,не скользкий」
(ニスコーリカ ニスコーリスカ ニスコーリスカ)
(少しも滑らないよ、滑らないよ少しも)
うーん…(ーー;)
この謎の早口言葉を何回も繰り返して早く言えと言われて、本当に訳が分からなくなりました
この「アネクドート(小話)」と「早口言葉」のよくわからない謎回は、延々と続き…
「そんなことより、日常使える会話を学びたいんだけどな…」
という不満が私の中で日に日に募っていきました。
まるで、わざと覚えさせまいとしているような感じ…(/_;)
そして、ついに…
「これって、なんだかおかしい!
嫌がらせかーっ!」
と、不満が爆発した頃、思い出したのは、みぃさんがポツリとつぶやいたこの言葉…
「現状で、ちゃんとした授業がラジオでやるかなあ…」(やるかなあ…やるかなあ…)
あ~~~( ;∀;)
そうでしたっ!(>ω<。)
この制裁下、ロシアの非友好国でちゃんとした授業をやるわけがなかったっ!!!!
我々にロシア語を覚えさせようなんていう優しい気持ちは、NHKには微塵もないのだ…ということをすっかり忘れていたのです。
甘かった…
確かに、みぃさんの仰る通り、今の日本の現状では、ロシア語を学ぼう!なんて呑気で平和な授業が行われるはずもありません…(-_-;)トホホ
それにしても、ここまでロシアがキャンセルされているとは…本当にあらためて驚きでした( ; ゚Д゚)ヒドイ!
かくなるうえは…
古き良き時代の「ロシア語講座」で学ぶしかありません
