すみません



また変なことを書いてしまいますが、
こんな話、誰も聞いてくれる人がいないので…(^_^;)
でも、いつもいつも考えてしまうんです。
取り憑いていることに一生気が付かない人生ってあり得るのかな?って。
私は小さい時から母親が恐くて仕方ありませんでした。
町で「お母さん~!」と抱きつく子どもの姿を見かけると「よくあんなこと出来るな~
」と、感心してしまいます。

母親はサイコパスなのですが、(以前ブログにも書きました。)その怖さとはまた別の「妖怪やお化け」的な恐さなのです。
小学生のとき学校の図書館で、妖怪大辞典という本を眺めていたら、『へび女』という妖怪が出てきて、あまりに母親にソックリで震えたことを今でもハッキリ覚えています。
5才位の時、母親があまりに恐くて、『その人の回りを左回りにグルグル回ると死ぬ』という話をどこからか聞いてきて、母親の回りを一生懸命グルグル回った記憶があります

姉の小学生時代の日記にもひたすら「お母さん怖い」と、書き連ねてあり、子ども心に「やっぱり私だけではないのだな~」と、思って読んでいました。
最近、母も歳を取って、益々妖怪っぽさが増してきています。(人間っぽさを維持できなくなってきてる!?)
昨晩も夜中に母親と廊下でバッタリ出会って、あまりに恐くて心臓が止まりそうになってしまいました(笑いごとではなく…)。
昔、母親から聞いた話なのですが…
母親が子どもの時、夜中寝ていると突然部屋のドアから人間の半分位の大きさの真っ黒な人らしきものが、背中を丸めて、ペタペタ母親のところに向かって歩いて来て、母親の上にピッタリ重なるように乗っかり、とても苦しくて、ものすごく怖かった…という話を聞いたことがありました。
その母親が言った黒い小人の特徴を元に想像してみるとなんと今の母親の姿にソックリなのです

小さくて背中を丸めてペタペタと歩く…
↓こんな感じ。すごく似てます


『ゴールデンゴールド』堀尾省太©️/講談社
もしかしたら、母親は実はずっと母親ではなく、この取り憑いた妖怪で、本体の母親には私は会ったことがないのかもしれないな…なんて思ってしまったりもしました。
そう考えれば、母親に苛められた数々の子ども時代の悲しい思い出も、実は母親がしたことではなく、取り憑いた悪霊がしたことなのだ…
…と思えば何だか許せるような気がするのです。
私も、もしかしたら入られそうになったのでは?と思う経験があります。
夜中寝ていると何だか背中をギューギュー押され目が覚めました。
見ると私と平行になって寝て、
「入れろよ~、入れろよ~」
と呟きながら背中を押し付けてくる女の人がいました。
南方熊楠の本で、
「寝ている自分と平行になっているのは悪い霊で、垂直になっているのは良い霊だ。」
という一文を見たことがあります。
「じゃ、これは悪い霊かな?」
と、思いましたが疲れていて面倒だったのでそのままにして寝てしまいました。
翌朝、起きて鏡を見てみると、おでこに4つシミのような痕がありました。
指先を下に向けてそのアザに当ててみるとピッタリ当てはまりました。
そのアザは一年間位消えることはありませんでした。
私は、もしかすると私の中に入れなかった霊が悔しくて指痕を残して行ったのかも…と、思ったりもしました。
私たちの大切な体に「霊が入る」という危険は、知らない間に結構日常的に起きているのかもしれないな…と、思いました。
そして、あくまで勝手な推測なのですが

母親のように、誰かに入り込まれても気が付かず、自分が実はその人を乗っ取ってしまった霊魂だという自覚が全くない人もいるかもしれないと思いました。
そんなことが果たしてあり得るのかどうかわかりませんが…



でも、仮にその人がその人でないとしたら、一体その人は誰なのかな?
昔、次男が9才の時、
「ぼくがぼくでなかったら一体ぼくはなんなんだろうか。」
と、呟いていて困惑したことがありました。
なぜそんなことを言ったのか今となっては分かりかねますが(本人も忘れているので…)
でも、「取り憑く」という観点からこの言葉を考えると何だか意味が分かるような気がします。
「もし、私が私でなかったら一体私はなんなんだろう…」
私が私でない可能性…そんなことがもしあり得るとしたら、本当の私って一体何なのかしら…
と、ふと思う事があります。