私は、残虐な映画はいくら評価が高くても苦手です。

でも、知らずにうっかり観てしまう場合もあって、今もトラウマになっている映画が何本かあります。(映画館だったので途中でやめられませんでした。)

私のような苦手な人がウッカリ同じ目に遭わないようにと思って書きました(-_-;)

 

 

クリント・イーストウッド監督作品です。誘拐された子供を警察から引き渡されたら全く別の子供だったというミステリアスな筋立てに引かれて観てしまったら、とんでもなく残虐な映画でした。
子供が残酷に殺される場面は本当に見るに耐えません。
今でも思い出すと気持ち悪いですショボーン

クリント・イーストウッドという人は尊敬される人格者というイメージがあったので気を許していたら、よく調べたらとても残酷な人らしく、酷い暴行を受けたという被害者女性が何人もいるそうです。
だからこんな残酷な映画が作れるのかも…と思いました。

 


 

これも残酷な暴行シーンがあります。

話はミステリー仕立てで割りと面白く、オープニングから期待が高まるような雰囲気でしたが、主人公の女の子に救いがなく気持ち悪い暴行シーンのせいで面白さが全て掻き消されます。


 

 


まるで舞台を見ているような実験的な変わった雰囲気の映画です。

フランス映画(イギリスも)なので全編センスが良く、演出も面白いのですが、暴力的で、猟奇的という言葉がピッタリで横暴で残忍な泥棒が本当に怖かったです。


何が何を象徴しているのかとか考えるのは面白かったのですが、おぞましいラストに何もかも掻き消されます。


映画が終わって、あまりの気持ち悪さに歩けなくなり、映画館近くの喫茶店で紅茶を飲んで落ち着いたのを覚えています。

「気持ち悪いときは紅茶を飲むといい」というのをその時学びました。