こちらは《後編です》

実は、その赤ちゃん連れて来た友人というのが、何というか・・こう、いらん記憶力が抜群というか！？昔のことよ～～～～～っく覚えてるんよ。。

例えて言えば、飲み会

の時一人ずーーっとしらふで、周りの酔っ払いの言動を逐一覚えてるっていうの！？そんな感じでちと、いやかなーーり厄介。（居ますでしょ、そういうタイプ(-"-;A）

今回はさすがに自分の赤ちゃんに気を取られて、昔話引っ張って来ないだろうって安心してたんだけど・・

　そういえばもちちゃん（←学生時代のニックネーム）、あの時は面白かったねぇ～～( ´艸｀)　

！！！！Σ(=°ω°=;ノ)ノ

完全無欠に油断してた。。

なんと・・何の前触れも無くおもむろに話し出したので、返事も

ヘッ

何ていう完全に気の抜けた返事しちゃったくらいに

こういう感じでいっつも切り出すんよ～～彼女っっ

何の話か検討つかないから、こちらは待つしかないし、一体何の話だかドキドキさせられるし

第一、私、余り昔の話に興味ないっつーーか、興味が今と未来なもんですので・・こういう昔語り苦手なんよねぇ

（だから興味ない仕事には付けない感じよ～～ミスしまくりそうで怖すぎ！！）

　覚えてなぁい！？

　・・だから何が

こういう切り出され方って勝ち誇られたみたいで大の苦手よっっヾ(｡｀Д´｡)ﾉ

大体心当りあり過ぎて見当つかんちゅーーーの

ハッキリ言えやぁ～～ハッキリ！！（聞きたくないけどさぁ！！！）

　ほらさ～～～学部のみんなでスキー行ったじゃん

　行ったっけ？

　行ったよぉ～～～ほら、教授ともいっしょにさ～～～(*^▽^*)

　・・・

　・・・

　・・・ハッ∑ヾ(￣0￣;ﾉ　もしかして白馬だっけ

　そ～～～っっ

あの時もちちゃんさぁ、身一つで滑り降りたでしょ～～もう可笑しくってγ(▽´ )ﾂヾ( ｀▽)ゞ

おっ・・ぉぉぉ～～～おっ思い出した。。(￣Д￣；；

っていうか、スッカリ今の今まで忘れ切ってたわ

あれはもう１０年以上前・・（あらっっもうそんなに前なのね(/ω＼)）

学部の友人７～８人で白馬のスキー場に行ったんだっけ

※　参考画像

赤丸で囲まれた雪の無い部分がお馬さんに見えるのね～～∑ヾ(￣0￣;ﾉ

なので白馬山って言われるようになったんだって！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（きなこもちのいきなり雑学情報より）

私ね、小学校３年から中二まで富山県に引っ越してたの。

富山県と言えば豪雪地帯

全くスキーが出来なかった私も、富山に居た５年間で何とか滑れるどころか、上級者向きのパラレルターンまで一応マスターしちゃってねぇ

（ホラ、私、運動神経は抜群だから(´0ﾉ｀*)）

って言ってもっっ

※　参考画像

ココまでじゃ・・さすがにありませんので。。

この運動神経の良さだけで学力不足者に対する陰湿な虐めから免れてたのよね～～

千葉に戻ってきたときはちょっとした雪原のスターだったわ♪♪

でも・・それからブランクが相当あって。。

その白馬に誘われた時にはもう・・６～７年は軽く滑って無かったんﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ

しかし、自転車

の例もあるのだ！！

数十年乗ってなくっても一回乗れれば身体が覚えててアッサリ乗れるという

その自転車効果に全てをかけたのです

（なので周囲にも「パラレルまでできた・・」と得意げに言ってしまった・・気分良かった。。）

して、白馬。

※　参考画像（白馬スキー場全体図）

教授がスキーが得意だというので半場無理やり上級コースへ

　もちちゃんはスキー得意だそうだから、上級でも大丈夫だろ？

と教授にも言われ

　いやぁとんでもない！！ブランクありますし、せいぜい中級コースまでなんすけど

※　参考画像　　実際このくらいかなぁ、ギリで滑れたの！？！？

って何回も言ってるのに！！全然聞こうとしない

教授と、半分興味本位の友人数名で半強制的になんとコブがボッコボコの上級コースへ～～～～～

しかも

※アイスバーーンだよぉぉぉ～～～・°・(ノД｀)・°・（私知らないわっっこんな風景っっ）

※　アイスバーンとは

積もった雪の表面が寒さで凍って、板状に固くなること

では

とばかり教授が体格に似つかわない、実に機敏なフォームで滑り降りて行った。（さすがは自慢タラタラしてたことだけはあるわ・・てかだったら上級一人でお行きなさいよっっ！！この寂しがりやめヽ(`Д´)ノ）

私含めて残り他数名は・・

まぁ～～良く来たわねぇ・・この命知らずどもめ！！して、どうすんのぉ～～(ﾉ´▽｀)ﾉ

って感じかしら！？

皆、もう真っ青

私も、まさかこんな凄まじい角度とは・・( ﾟ-ﾟ)( ﾟﾛﾟ)(( ﾛﾟ)ﾟ(((　ﾛ)~ﾟﾟ

４５度は軽くある上に、コブ付アイスバーン

もうね、恥を忍んでスキー板脱いで担いで歩いて降りようかと本気で思ってた。

リフトというかゴンドラ乗る手もあるけど、これがまた恥ずかしいんだわ～～～

登りの人とすれ違うわけでしょ？

あっ・・滑れなくって降りてきたんだ

って心で笑われてる気がしちゃって（というより間違いなくしてる←自分が心で笑った経験あり）

あんな結構な屈辱味わうなら、スキー場の端っこを、足痛いふりして担いで降りた方がなんぼもマシだわっっ

そんなこんなをコブの上で考え込んでたら

あっあぁぁあああぁーーーーーー～～～～～～

なんて悲鳴がおもむろに聞こえて、振り向いたら〇〇（君）が、

ど～やったらそういう姿勢になるの？┐(￣ヘ￣）┌

ていう、背中を向けて逆向きで滑り落ちてきて、よりによってこの私にドン尻しおったんよ

奴（この呼び方で十分よ！！）は私のおかげで滑り止まったようだったけど、私は奴のおかげさまで前つめってうつ伏せ状態で滑り落ちるハメに(-_＼)(/_-)三( ﾟДﾟ)

要は、最初から転んだ状態でスタートしちゃったわけよ～～～～

この、ドンケツ関西男のせいでっっ

　もちちゃ～～～ん！！ほんますまんなぁ～～～～すまんなぁ～～すまんなぁ～～

って遠くで聞こえたのをハッキリ思い出す事が出来るわ

　謝ってすむかぁーーーーー（このアフォーーーォォォーーーー）(=｀(∞)´=)

みたいなことを叫びつつ・・私はそのままなす術もなく身体そのものがスキー板のごとく、直滑降で落ちて行きました。

当時、スキーウェアを持ってなかったので、友人に借りた新品っぽいウェアがツルッツルでそれは良く滑ってね・・

まずステッキを放り出し、スキー板が１つずつ外れ、帽子が脱げゴーグルも・・、ここら辺で勘弁してほしいとこですが・・そうはナントカが降ろさず、片方のスキー靴が脱げ～～靴下も脱げ～～ぇ・・・・

そう、スキー場のド真ん中に他のスキーヤーに見守られ、時に驚き悲鳴を上げて道を開けられる中、こうやって１つずつお土産を落としながら、自然に停止するまでただただ重力に身を任せました:*:・(￣∀￣)・:*:

だってね、そりゃすごい速さで滑り落ちたわけだから、下手に手ブレーキかけようなんて思ったら、腕折れちゃいそうな勢いなんよ～～(ﾉ_-｡)

それ以上に氷の破片が顔を切ったり、目に入るのを避けるために顔や目を手で覆っていたから、更に抵抗少ない人間団子になって思いっきり高速で滑走してしまったわけです。。

コブだって思いっきり身一つで高々とジャンプしてっっまた身一つで着地したのよ

まるで・・雪中バタフライのように・・・

自然に止まった時は

※　決して大げさでないイメージ画像

こんな感じヽ(゜▽、゜)ノ

片方はスキー靴履いて、片方（だけっていうのが又恥ずかしい）は裸足

スキーウェア

上下つながっていたから無事に決まってるわっっ

・・分かれていたら・・おそらくアンナコトになってただろうからマジで一生トラウマ的な生き恥を・・そうね、　

イマスグココデシンデモイイデスカ？

くらいのっっ

（私にだって羞恥心はありますとも）

訳わからなさと恥ずかしさとでもう放心状態。。

スキーヤーの方々が

　コレ、帽子です

　コレ、手袋です

　コレ、ゴーグルと板です

　コレ、ステッキと靴です

　コ・・レ、、プッ・・靴下です・・

（順不同。さすがに順番まで覚えてない）

と、親切にも次々持ってきてくれましてね

優しさに感動

の前に、恥ずかしさで憤死しそうでしたよ

（特に最後の靴下ね・・笑いこらえてましたよね・・持ってきてくれた方ね

）

当時花も実もある乙女でしたので、お顔をそれは将来の商売道具

とばかりに必死に守った甲斐あって

無傷だったんでコチラはまぁ良しとしたけどもさ、、

気持ち的にはもうここまで目立っちゃったら何事も無かったかのように開き直るしかないというか(Ｔ▽Ｔ;)

でも・・

一体時速何キロでてたのかしらね～～～

傍から見てた友人は

悪いけど、可笑しくって笑いが止まらなかった

だそうで、私もそんだけ笑って頂ければ身体張ったカイがあったってもんですよ！！！！！

持つべきものは笑い飛ばしてくれる友人かな・・っと

この話し・・彼女が話し始めた途端、自分でも驚くくらい一気に詳細まで思い出しました。

どーーうしても名前が思い出せない時、頭文字だけ言われると後はスルスル～～っと出てくることが良くありますけど、アレと同じ現象ね

まさに記憶の神秘

まさに記憶の底引き網漁

赤ちゃん連れてきた事よりも、せっかく忘れてたのに・・こちらの記憶を掘り起こしてくれた方が正直キッツーーーーっっ。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡

思い出さなくってもいい個所まで根こそぎ救い出して思い出してしまうところが、記憶のママならないとこですねぇ・・（記憶の操作術って無いものかしら(ﾉ_-｡) ）

一度あったことはことは忘れないものさ。思い出せないだけで　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「千と千尋の神隠し」銭婆の言葉より

もうね、恥ずかしい過去話しは皆様に聞いて頂いて、スッキリしていこうって思ってます

何事も溜めこんじゃいけませんよね♪♪デトックス！デトックス(´∀｀)
・・ということで、これからも鳥、時々こんな話ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ～～でどうぞ宜しくお付き合いくださいませませ

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記憶の底引き網漁 《後編》

記憶の底引き網漁　《後編》