こんにちは!

 

新米デザイナーのぱぴこです。

 

ちょっと前に自社ブランドの24秋冬の展示会がありまして、男ということもあり直接的には関わらなかったんですが、

著名人の方やモデルの方達を間近に見てなんか現実を目の当たりにしました....。

 

私自身そういう方達に疎い+前職から拝見する機会が多いのでオーラとか緊張とかは全く感じないのですが、

なんか顔とかスタイルとか洋服の着こなしを見るともう...すごいですね....。

 

たくさんの方に支持される理由を実際に体感したいい機会でした笑

 

雑談はさておき、今日は洋服ができるまでどのような流れなのか、また令和現在のブランドはどのように作っているのか。

私自身の経験を含めお話ししていきたいと思います。

 

おそらく長いです!!!!!!笑

partでいくつか分けますが、暇な時間に読んでいただければと思います笑

 

 

みなさんどうやって洋服ができているかご存知ですか?

知っている人と知らない人でトントンなのかなと思っています。

 

流れを説明する前に、洋服の過程の中で携わってくる登場人物を紹介します。

 

・ディレクター・・・ブランドのコンセプト、方向性などをディレクションする人

・デザイナー・・・ディレクターから降りてきたコンセプトを元にデザインし、形にしていく人

・MD(マーチャンダイザー)・・・商品の開発から販売戦略までを一貫して行う人 ※後程鬼簡単に説明します。

・OEMメーカーさん・・・洋服等のアイテムの依頼を受けて実際に作る人たち。

・生産管理・・・発注数量や販売価格、仕入れ値を管理する人

 

ざっくりですが、こんな感じです。

 

会社によってはもっと細かく分業していたり、規模によっては兼業したりとさまざまです。

ちなみに私は他業務も兼業しています。

 

では、流れを説明しましょう!

 

まず、ディレクターがそのシーズンのコンセプトを決めます。

ブランドで決めた価値観や作りたいものを一つのテーマでまとめるイメージです。

よく横文字で表現されていることが多いですね笑

24SSは〇〇がコンセプトで〜とか24AWは〇〇のテーマに沿って作りました〜とか。

 

そしてデザイナーがそのコンセプトに沿って洋服を企画していくのですが.....

 

その前に!MD(マーチャンダイザー)の出番です!!

上記に商品の開発から販売戦略までと書いていますが、

簡単にいうと「MDマップ」と呼ばれるアイテムの種類や型数、一つ一つの販売時期を細かく設定してマップを作る人です!(主観。)

細かく言えばもっとありますが、こんなイメージです。

 

例えば春夏を売りだす、売れ出す時期は早くて1月から遅くて7月くらいですよね。

その約6ヶ月を24週と細かく刻んで、週ごとに何を出すかを決めていく感じです。

例えば、前年度を見るとこの時期スカートかなり売れているな...とか。

この時期はトップスの需要あるからこの月の1周目にトップス3型は出したい...とか。

 

ここに月の予算が決められている場合は、(ほぼほぼ決まっていますが)

「予算を達成するにはこのくらいの売り上げがなきゃダメだよな....。そしたら今年はトップス300着仕込まなきゃ!!」

みたいに、どのくらい発注すれば予算を達成できるかなど数字面でも大いに関わる仕事なのです。

しっかり売り上げを取るために企画段階で今年はトップス何型、パンツ何型など決め、

売る週まで細かく決める作業が必要なんですよね。

それをするのがMDってわけです!!!(MDを実際にやられている方、間違えてたらすみません。)

 

MDマップが完成したらいよいよデザイナーがマップに沿ってデザインしていきます!

 

ちょっとかなり長くなってしまったので、続きは明日くらいにまた書こうかなと思いますアセアセ

 

それではまた次回「洋服ができるまで〜令和のブランドはこう作っている〜  part2」

 

 

お楽しみに炎炎炎