ロッテから5人の選手がゴールデングラブ賞に選ばれた。
中村紀がこの賞の常連だった事を考えると、守備力よりも知名度に左右されるのだが、
日本一のおかげで、今まで気付かれていなかったロッテの守備力にスポットが当てられたのだろう。
だが、キャッチャーを除く、4人全てがロッテとは安易過ぎやしないだろうか。
ファースト福浦。文句なし。去年、松中が獲った事が全く理解できない。
サード今江。文句なし。今までこのポジションに動ける人材が全くいなかったが、改めてサードがうまいと
野球が盛り上がる事を実感させられた。
ショート小坂。文句なし。第一歩が早いので、派手に見えないが、日本一足の運びは巧いと思う。
セカンド西岡。ちょっと待て!西岡は肩が強くて、思いっきりもいいが、
小坂・堀との兼ね合いで、ショートとセカンドを守っている選手。
ここは守備で泣かす男・オリックス・平野を選ぶべきだった。
ロッテファンの僕が見ても、平野と西岡にはセカンドとしての適性にかなりの差がある。
逆に外野こそ全員ロッテだった気がする。
サブロー、大塚、諸積。この3人が同時に守備についた時、世界最高の外野陣だと思った。
この際、打力や規定打席を無視して、守備だけの賞に切り替えてみてはいかがだろう。