地獄のヘルペス闘病記

地獄のヘルペス闘病記

2014年6月 突然性器ヘルペス発症。1週間微熱が続いた後、陰部の異変に気付く。その後も38度台後半の高熱と頭痛に苦しみ、やっと回復の兆しがみえてきました。忘れないうちに、同じ病気に苦しむ人の参考になればという思いで、体験談を綴ります。

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入院からちょうど1週間後、血液検査と内診をして、見た感じ治ってるから大丈夫でしょうということで退院が決まりました!

退院はいつでもいいと言われたので、早速その日に帰宅!

2週間後に再診ということになりました。血液検査はついでにHIVや肝炎等の検査もするそうです。HIV...心当たりは無いけど万が一のことを考えると怖いですが、陰性だったら安心ですもんね。。。


結局、最初に微熱が出てから、退院まで半月以上かかり、会社を2週間も休むことになってしまいました。

本当の病名も言えないし、心苦しいです...

いまだに、なぜこんな病気になったのか分からないし、今後も一生感染者として生きて行かなければならないことを思うとやるせない気持ちでいっぱいですが、人によっては、性器ヘルペスのせいで、浮気を疑い合い、別れてしまうカップルもいるそうなので、私の彼は理解があってよかったなと思います。
理解があるのか、何も考えてないだけなのか微妙なところではありますが...笑

ヘルペスには1型と2型があって、1型は口唇ヘルペス、2型は性器ヘルペスらしいですが、近年はオーラルセックスの普及により、性器にも1型が感染することがあるそうです。

1型は口内炎のような水疱型で、初回感染の時は症状がひどいそうです。なので私はおそらくこちらの型な気がします。
再発の際は症状が軽い場合が多く、再発の頻度も2型より少ないそうなので、まだよかったです。
2型の可能性も無いわけでは無いですが...

最初に行った産婦人科でも、入院した大学病院でも、感染経路についてや、再発の可能性、今後も一生付き合っていかなければいけない病である、ということも、ほとんど説明がありませんでした。

産婦人科なんて、この病気になったら帝王切開だよ!と脅すだけでした。実際は出産の際に症状が出てなければ普通分娩で大丈夫みたいです。

結局自分でインターネットを使って色々調べましたが、それぞれ言うことが違ってて、結局どれが正しい情報なのか、分からない部分もたくさんあります。

悲しいことに、この病気は、本人かパートナーが不誠実な行為をした時になるものだという偏見もあります。

私がとある掲示板で相談したときにも、彼氏が風俗行ったか浮気したかに決まってる!とか、そういう意見ばかりでした。

でも、色々調べてると、全く性行為の経験の無い人でも、感染してしまう例も結構あるみたいです。誰にでも感染する可能性があるということですね...

また、感染しても症状が出ずに気付かぬまま、パートナーに感染させてしまうこともあるそうです。

口唇ヘルペスを持ってる人でも、それが性器にうつるというのを知らない人も多いと思います。

100%感染を防ぐ方法はありませんが、行為の前には手を必ず洗う、必ずコンドームをつける、オーラルセックスは行わないというのが、1番の防止策でしょうか...


この病気への偏見が無くなり、完全に体内のウイルスを無くすことが出来るような薬が1日でも早く開発されることを願うばかりです。


今後はサプリを飲んだり、疲れすぎないようにしたりと、再発防止に務めていきますが、また何かあればこのブログにつづりたいと思います。