県選手権大会が近づいてきました。
それぞれの大会で応援のあり方について注意喚起がなされているものと思います。
 
私なりの応援マナーについてお示ししたいと思います。
 
応援マナーについては、大きく分けて二つあるものと考えております。
 
一つは、相手チームや審判に対しての応援マナー。
スポーツですからフェアプレイの精神が求められます。
気持ちよく試合をするためには、相手に対して失礼のないような応援が求められると思います。
私は試合に勝っても喜びを爆発させることはありません。
勝負には勝つ者があれば負ける者がいる。
これは勝負事において避けることができないことです。
勝っても相手の気持ちを思いやるという気持ちが大事だと思います。
そういう意味で喜び方にもマナーがあると思っています。
 
二つ目は、ベンチを指揮している指導者に対してのマナーがあると思います。
よく試合の場面で保護者席から自分の子どもに対して指示している保護者を見かけます。
バスケを経験した保護者にとっては、ご自分の子どものプレイに対していろいろと注文をつけたいものです。
その気持ちは、私もバスケをやっている子どもの保護者として、またバスケを35年ほどやってきた者としてすごく理解できるものであります。
でも、自分の子どもをチームに入れ、その指導者に預けた以上は、少なくともその指導者の目の前でいろいろと指示することは失礼極まりないものと感じます。
指示したいのであれば自分で体育館を借りて自分で指導すればいいのです。
実際、私の後輩はバスケをやらせるのであれば自分で教えると言っている者がおります。
指導者はチームの勝敗に対して責任を負ってます。
また子どもの成長に対して責任を負ってます。
そういう意味で指導者の前で自分の子どもに対して指示することはマナー違反であると感じます。
 
保護者の皆さんは、こういったことに対してご理解をいただきたいと思います。
私はいつも保護者の方に上記のことをお願いしております。