【前置き】
このブログでは、自らの不妊治療の記録〜妊娠・出産までを個人的な備忘録として綴っていきます。投稿は不定期でリアルタイムではありません。
今悩まれている方にアドバイス的な内容になれば幸いです。表現等で不快な気持ちにさせてしまいましたら申し訳ありません。
前回②からの続きです。

始めての妊娠検査薬で陽性反応を見た時には、とてもテンションが上がりましたが、まだ旦那には話しませんでした。
というのも、まだ本当かどうか信じられなかったから。
その為、翌々日にも再確認。
そこでしっかり陽性反応を確認し、近くの産婦人科を受診。
がしかし、まだ4w2dで尿検査では反応は出たものの、胎嚢などが見えるのはもう少し後ですよ〜と言われ
気が焦りすぎてます


次回の受診は6w0d。それまでに旦那に報告しようと思い、仕事が休みの土曜日まで待って報告しました

報告の方法は、妊娠検査薬を見せて…反応を待つというベタなもの

とても驚いていましたが、子供好きな旦那は大層喜んでくれました

いよいよ待ちに待った2回目の検診日!女性の医師でひと安心。無事?胎嚢と卵黄嚢が確認出来たものの、胎芽は見えず。
次回は胎芽と心拍が見えるかどうか。2週間後と言われるも、仕事の休みの都合で前倒しの7w3dで予約。
3回目の検診も女医。胎嚢は倍に成長、胎芽も見えたが心拍が確認出来ず…診てくれた先生の反応もあまり良くない

次回は少し間を空けましょうと言われ、更に2週間後の9w6dに予約。
4回目の検診は初の男性医師。診察前から何か嫌な予感がして動悸が治まらなかった。
やはり…というべきか、7週ほどで成長が止まっており今回は残念ですと。とても念入りに診てくださり、冷静に対応してくださったお陰で医師の前で涙を流すことはありませんでした。
3回目の検診の1週間後、更にその1週間後は腹痛を感じていたのと、この間仕事でのストレスが溜まっていたと記録が残っている。
ストレスが良くなかったのかな…
5回目の検診は、流産の最終確定と経過確認、手術日時を決めるものでした。
やはり結果は覆ることなく、内診で動きが見られないことから、手術日時を3/9に決め、看護師さんから説明を受けたり一時金などを払ったり書類に記入したり…とても冷静に対応出来ました。
この日は平日でしたが、旦那に病院最寄駅で待機してもらっていました。何となく不安だったのでお願いしていました。
手続きを終え、病院から最寄駅までを歩く道のりで、これまで堪えていた涙がこみ上げてきました。涙で前が見えなくて…行き交う人に変に思われないように顔を伏せて歩いて…
旦那に心配させまいと、何とか涙を抑えて平静を装いましたが、顔を見た瞬間にまた涙が溢れました。寄り添われながら帰宅した後は堰を切ったように大泣きしました。
旦那も平静を装って側に居てくれましたが、別の部屋で涙を流したことを後で知りました。
1年以上経った今、こうして文章にしているだけなのに涙が溢れてきます…あの時の気持ちは決して忘れることが出来ないものですね

それから数日は体調の変化は無く、生まれて初めての手術が怖くて検索魔になっていました。
手術は3/9ですが、3/8の午前中に入院するスケジュールでした。
その前々日3/6のこと。普段通り会社に行き、昼頃茶オリを確認。仕事から帰宅して夕飯頃から下腹部が痛かったり治ったりを繰り返していました。22時頃から出血を確認すると、夜中から明け方近くまで強烈な痛みと大量の出血で横になっているのも辛い状態が続きました。
3/7の朝になると、腹痛も出血もパタリと治まり、仕事に行くべきか否か迷いましたが、大事をとって休みに。診療時間になってから病院へ電話すると、今日1日様子を見て明日検査をしましょう。その結果次第では手術はしません。とのこと。
夜中の痛みが嘘だったかのように、7日はとても穏やかな日でした。
8日の検診では、ほぼ綺麗に胎嚢が出ているから、あとは子宮収縮剤(パルタン)を数日飲んでまた診せに来てください。と言われ手術は無くなりました。
薬の影響か、飲み始めてから17日まで茶オリが続きました。
最終、3/29の検診では子宮内は綺麗になっているため、次の生理が来れば妊活再開して良いと言われました。
手術が怖かった私に、最後の親孝行をしてくれた我が子に感謝しました。ありがとう

【ここまでのスケジュール】
1/16→検診(4w2d)陽性反応
1/21→旦那に報告(5w0d)
1/28→検診(6w0d)胎嚢確認17.4㎜
2/7 →検診(7w3d)胎嚢34.1㎜胎芽6.0㎜
2/13→腹痛
2/22→腹痛
2/24→検診(9w6d)流産判定
3/1 →検診(10w4d)流産確定
3/6 →昼茶オリ夜腹痛夜中出血
3/7 →朝方まで大量出血
3/8 →検診
3/9 →掻爬手術予定日
3/29→検診
初めての妊娠は、とても辛い結果になりましたが、お腹に宿った子から多くの事を学ばせてもらい、妊娠する事が出来ることを教わりました。
この頃はよく神社へお参りに行き、また戻って来てくれるようにお願いしていました。
この子のお陰で夫婦間の絆も一層深いものになりました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
私達の元に来てくれて本当にありがとう

次回、④に続きます。