東京宝塚劇場で公演中の「ベルサイユのばら」を観劇しました!!!


今回は2階席の4列目。
豪華な衣装や舞台装置を楽しむなら2階席の方がオススメです。


1階席の後ろの方だと前のお客様の頭で舞台が見えないこともあるし、奥の方に立つ生徒さんも見えないので。


で、感想ですが…


やっぱり「宝塚」=「ベルばら」だなぁとつくづく思いました。


パニエで華やかに膨らんだドレスの数々…生地も豪華で、装飾も優美。

あ~私が一生着ることはない衣装たちにうっとりします。


そして生徒さんのお化粧に統一感があるのも、宝塚の強み。


少女マンガでは漫画家さんが描くキャラの顔立ちも自然と同じになるわけで、その世界観が宝塚と上手く重なるんですよね~♪


ただし、舞台も衣装も生徒さんも素晴らしかったけど、脚本にはムリがあると思わざるを得ません。


今回のベルばらは「フェルゼン編」、でもフェルゼンって脇役じゃありません?


宝塚はトップスターを頂点にしたキレイなピラミッド型で成り立っていて、トップスター、二番手さん、三番手さん、3人衆、6人衆、以下大勢みたいに役どころも目立ち方も演出で決まっています。


でも「ベルばら」だとオスカルも目立つ、アンドレも目立つ、二人の今宵一夜も外せない、アンドレの死もオスカルの死も外せない、そして一番の泣き所はマリーアントワネットがギロチン台への階段を上っていくシーン。


…これじゃ、フェルゼン役の壮さんの見せ場がないじゃないですか?(涙)


あえていうなら、どこ?
立ち回りシーン?アントワネット救出のために馬車を走らせるシーン?


そもそもアントワネットとの描写が少なすぎてホントに恋人同士だったのかさえ怪しい。


以前の和央さんと花總さんが演じた宙組公演では、ここまで違和感を感じなかったのですが…新コンビのお披露目公演では、まだ「秘められた愛」を表現するのは難しかったのでしょうか。


またオスカルの心理描写も薄すぎて、あれじゃアンドレを殺された怒りで民衆に加担したようにみえちゃいます。


本来のストーリーでは、アントワネットと1対1で話し合った末、説得に応じることのない王室を見限って民衆側についた経緯があったハズ…


舞台しか見てない人でも成立する脚本を期待したいなぁ…、

あの「ご覧なさい♪ご覧なさい♪」をカットして内容を濃くできないかな。(笑)

大御所が作った脚本に手を入れるのは当分ムリか…


でも、それでもやっぱり「ベルサイユのばら」はいい!!