しかし日本では梅雨の季節ですね。

挙式日にはどうか雨が降りませんように!
と願っている新郎新婦もいる事でしょう
でも、結婚式の雨はハッピーな出来事らしいですよ
なんでも神様が、新郎新婦がこれから流すはずだった一生分の涙を
代わりに流してくれてるんだって

・・などという美しいお話を紹介しながら、
今わたしは1枚のイラストを描いている
例によって、もうひとつのブログ
漫画教室用のネタである。
しかも今回ホラー。
(ヤベー結婚式とまったく関係ねぇ!!)
だがしかし、恐怖系の絵を描いたのは初めて


(前回は変態の絵を描きました)
自分でもけっこうイケてるんじゃね?
と思うので強引にこのブログでも紹介しちゃうぞ
いきなり始まる!!!

















しょうもない 短編怪奇読み物

















詩織と結婚して1ヶ月。
若くして成功した青年実業家の俺にとって
妻の詩織はトロフィーワイフだった
昔流行った流行歌ではないけれど、
俺より早く起きて、俺より後に寝るような古風で夫に尽くす女。
美しく、家事にも自分の身だしなみにも手を抜かない完璧な妻に
俺は大変満足していた。
ただ、気になる事が一つだけ。
大金を積んで買った新居のマンションだが、時折部屋の中からラップ音がしたり、
得体の知れない物の気配を感じる事があるのだ。
いつも誰かに見られているような・・
知らない誰かに見張られているような・・
何度か視線を感じて振り向くが、そこには誰もいない。
『疲れているのかもしれないな』
俺のため息に、詩織が洗い物の手を止めて振り向いた。
『どうしたの? 何か心配事でもあるの?』
このマンションで一日の大半を過ごすのは詩織だ。
仕事で帰りの遅くなる俺を、いつも一人で待っているのだ。
軽はずみな事を言って怖がらせるわけにはいかない。
『いいや、なんでもない。気のせいだ』
俺は自分に言い聞かせるように笑って彼女を抱きしめた。
* * * * * * * *
その日は取引先との打ち合わせが突然キャンセルになって
俺は予定外に早い帰宅に浮かれていた。
詩織を驚かせてやろうと花とワインを買い込んで
連絡せずにマンションに戻ってみると
肝心の詩織の姿がない。
時計は夜の11時。
こんな時間に妻が外出するわけもなく、
広いマンションの部屋の一つ一つの扉を開けて覗きこむ。
『詩織? いないのか? おーい、どこだ』
耳を澄ますと、どこからかブーンと低い機械音がする。
続けて、パーンと弾けるようなラップ音がした。
嫌な予感に全身の毛が逆立つ。
その時、ザワッと背中に視線を感じて
俺は後を振り返った。
そこには・・・!!
そこには知らない女がいた。
いや正確には、今まで感じた
"知らない誰か"の視線の主がいた。
『あら、あなた。早かったのね、お帰りなさい。』
ときおり自分のほっぺたをパーンと強く叩いて
マッサージをする
風呂あがりの詩織が立っていた。
いつも俺より先に起きて、後に寝ていたのは
そういう事だったのか・・・・
初めて見た妻の素顔
・・・・・テケテンテンテンテン
おーい、山田くん。座布団3枚持って来てお後がよろしいようで

おしまい!!





















!!!!