混濁

この感情を吐き出してしまいたい
わたしは、ただ、穏やかに過ごしていたいだけなのに。

言葉はそんなものの為にあるのではない

始点

ずいぶん久しぶりにここへきた。

ずっとずっと避けてきた。

自分の負の塊といえるこの言葉たちを見て、逃れようのない過去の自分を見て、泣きそうになった。

ここしばらくで自分の身の回りが目まぐるしく変わり自分を置き去りにしてきたから。

毎日のように自分を見つめ、悲観してきたあの頃と今は違う。

それでもわたしはわたしで、変わらない。

今でもあの名前を聞いたらどろどろとした感情が流れ込んでくる。

わたしはその時、ちゃんと笑えていたでしょうか。

変わらなければならない。

いつか、誇れる自分になるために。

悲観

いつまでも変わらない
自分のことになると弱くなってただ泣くだけ

きっともう変われない

異同

どうしてもあの言葉が、わたしを蔑むものに聞こえてしまいます
まるでわたしの癖を知っていて言っているかのように、あの言葉たちは確実にわたしの重荷になっています

すぐに他人と自分を比較し、自己嫌悪するのはおかしいことなのでしょうか
ひとりでいる方が気楽なために他人といると余計に自分と比較してしまう様で、他人といればいるほどその人を嫌ってしまいそうになります


こんな惨めな思いをしたくなくて、あの言葉を止めたくて、自分は酷い言葉を使ってしまうのです

孤独

長い間、わたしと似た人を探してきました
けれどわたしは１人の方が落ち着き、誰かといるよりずっと気楽でいられるようです

「誰かと自分を比べない方が良い」
そう言われました
けれどわたしにとってはもう癖のようになってしまっていて、どうすることもできないのです