先入観に囚われない発想を教える昔話があります。



昔、ある街にパズル作りの名人がいました。

糸を複雑に結んでつなぎ合わせた彼のパズルは完璧で、

あまりに難関なため、

その国の王でさえ解くことが出来ませんでした。


国王は側近のみこに「はたして、あのパズルを解ける者はいるだろうか?」と尋ねました。

みこは

「今は誰も解けません。今後解ける者が現れたら、その者は世界を手中にする人物となるでありましょう」

と答えました。


それから数百年後、この地を通りかかったマケドニアのアレキサンダー大王によって、

この結び目は解かれました。

大王はパズルを目にするなり剣を抜き、糸の結び目を切り離してしまったのです。



一見無謀とも思える方法ですが、見方を変えれば、常識に囚われない画期的な方法だと思います。

自己暗示ってご存知ですか。


自己暗示とは「心や意識が脳を動かす」のです。

脳は私たちが「できる」と思っていることしかできず

「できない」と考えているとできないのです。



私たちには「思い込み」があります。

過去の経験、あるいは周囲の評価によって、自分の性格は○○だ、自分の能力はこれくらいだと、自分勝手に
枠組みを決めてしまう面があります。

「できる」という指示を脳に伝えることが重要で、そのために固定観念を捨て素直になること、心配しないこと  
大切です。

人間の能力や可能性は計りしれません。

何事にも「できる」という前向きな意欲を持って自分の可能性を信じ自己実現しましょう。


ナポレオン一世の有名な言葉に「わが辞書に不可能という文字はない」とありますが、自分はでき

るという自己暗示の言葉だったかもしれませんね。

がんばれば、きっとうまく行く。



夢なき者に理想なし 理想なき者に計画なし 計画なき者に実行なし 実行な

し者に成功なし 故に夢なき者に成功なし。
幕末の思想家・吉田松陰の言葉です。
                                                                                      
夢や理想は、自分の将来を幸福へと導く大切な礎です。


理想とは「最も望ましい姿。行動の目的となって現実に意味を与えること」であり、目的や計画、目標などにも

直結してくるものです。

夢は与えられるものではなく、自分で見つけるものです。

まっさらな自分の未来を色づけるのは、自分自身です。

己の可能性を信じて夢を持ち、充実いた人生を創造していきたいものです。



私が今も心にのこる言葉



1つ目の鏡は、長い人生を歩む上で、どのような目標をかかげて、夢を描くか。

ある程度先を見通せる【望遠鏡】を持つこと。



2つ目の鏡は、その目標、夢を実現するために、3年後・10年後に具体的にどのような力をつけるか。

その計画を立てるために【双眼鏡】を持つこと。



3つ目の鏡は、そうした計画を可能にするために、今何をするのか、足元をしっかり見つめ、自分を掘り下げる【顕微鏡】を持つこと。



自分の立ち位置をしっかり定め、夢を描き、その夢の実現に向かって、今やるべきことがなんなのか、を教えてくれます。