西松屋へ、赤ちゃん用品を買いに行く。
ほうほう、ここが。
思ったより小さいな。
これはちゃっちゃと買って帰るかなと思いきや。
妻ママチュウ、延々とうろうろ。
「うーんベビー用肌着、これはちょっと薄いかな」
「でもすぐに大きくなると夏用がほしいかも」
「あーベビーバスにするか、マットタイプにするか」
「爪切りは要るかなあ。やすりを買うべきか」
べらべらべら。
買い物が苦手な僕には、途中から何語か分からなくなっていた。
「いい買い物ができたね!これで準備万全かな」
ご満悦でお会計するママチュウ。
結局今日はもうお買い物デーとなった。
僕は完全にグロッキー。
でもチビチュウのためなら、多分、また、いや、きっと。
西松屋のうさぎは不敵に笑って僕らを見送る……。
アリアリアリーヴェデルチ(さよならだ)。