「夫婦円満の秘訣」を問われ、僕がモヤモヤした理由。 すべての夫婦に知ってほしい3つのこと。
はじめに
先日、友人の結婚式に出席した時のこと。
新婚ほやほやの友人から、キラキラした瞳で「夫婦円満の秘訣を教えてください!」と聞かれました。
その時、僕は少し照れながら「うーん、そうだなぁ。妻を応援することかな!」と答えました。
前回のブログ内容がとっさにでました!
しかし、自宅に帰ってから、なぜかその答えにモヤモヤが残ったんです。
妻を応援すること自体は間違っていない。
でも、本当に大切なのは、「夫婦がお互いを心から応援し合う関係を築くには、どうすればいいのか」ではないか?と。
特に、仕事と子育てという、夫婦それぞれが直面する現実を改めて見つめ直した時、そのモヤモヤの正体がはっきりと見えてきたのです。

夫婦円満の秘訣:3つの考え方
1. 「ありがとう、ごめんね」は忘れないこと
新婚生活って、楽しいこともたくさんあるけれど、
結婚前には想像もしていなかったような出来事も起こりがちです。
例えば、出産。女性の体は大きく変化し、生活も一変します。
そんな時、ついつい自分のことばかり考えてしまうことがあるかもしれません。
でも、そんな時こそ「いつも家事をありがとう」「疲れているのにごめんね」といった言葉が、夫婦の関係を支える礎になります。
これらの言葉を口に出すだけで、相手は「自分の頑張りを認めてくれている」と感じ、安心してくれます。
これは、お互いを思いやる関係を築くための第一歩です。
2. 相手を否定せず、肯定から入ること
僕の親は、悪気はないのですが、相手の欠点を指摘することが多かったです。
素敵な部分もたくさんあるのに、否定から入る癖がありました。
しかし、夫婦関係においては、まず相手を肯定することが本当に重要だと気づきました。
例えば、妻が何か新しいことを始めたいと言った時、
「無理だよ」「どうせ続かない」と否定するのではなく、「面白そうだね!」「頑張って!」と肯定する。
それだけで、相手は安心して挑戦できますし、あなたのことも「信頼できる人」だと感じてくれるようになります。
3. 夫の「当たり前」を疑う勇気を持つこと
この話は、特に男性に聞いてもらいたいことです。
多くの男性は、仕事上、どうしても参加しなければならない飲み会があると思います。
役職が上がるほど、その頻度も増えるかもしれません。
僕も営業職なので、その気持ちはよくわかります。
でも、考えてみてください。妻はなぜ夫の飲み会を「嫌だ」と思うのでしょうか?
それは、どんな内容で、何のために行くのかが分からないから。そして、仕事に繋がるような生産的な時間だったのかが分からないからです。
そして、よく考えてみてください。
妻だって本当は、外でしっかり働きたいし、ゆっくりランチや飲み会にも行きたい。
でも、小さな子どもがいると、365日昼夜問わず、子育てという名の「無給の仕事」に追われているのです。
よくドラマで、「俺だって会社でストレスたまって大変なんだから、帰ってきたらゆっくりさせてくれよ」というシーンを見ますが、それは「一日中クレーム対応に追われ、定時後も電話が鳴り続ける」ような妻の日常を想像できていないから出る言葉です。
平日に外で働けている。それだけで、子育てに積極的に参加しているパパでも、ありがたいことなのです。
その時のノリで参加する飲み会や、飲み会での交流がないと社内の立場が悪くなるようであれば、そんな会社や友達との付き合いは考え直すべきだと僕は思います。
家族ができれば、生活が変わるのは当たり前。そして、男性側が「変わる」必要があるのです。
ただ、妻の「手伝ってほしいこと」を待つのではなく、何が力になれるか考えて行動する。
仕事で言われたことだけやっていても成長しないのと同じです。
そして、仕事を進める時は、事前に相談し、進捗報告をしながら進めますよね?
夫婦生活も、それと同じなのです。

まとめ
僕がたどり着いた3つの秘訣はすべて、「応援したい!」と心から思ってもらうための行動と、そのための考え方でした。
結婚生活は一方通行ではありません。
お互いが「この人を応援したい」と思えるような、思いやりと配慮のある関係を築くことが、何よりの秘訣なのだと、僕は思います。
