私は人と話すのが好きな方だが、時に一言も話したくない状態になることがある。相手が言っていることを理解してそれに適した返事をするといったことがたまらなく面倒になるのだ。そうなっているときに話しかけられると、「あ?」「うん」「そうね」の三種類でしかコミュニケーションが取れなくなるため、人の形をしたゴミと化してしまうのだ。
そういうときに思うのが、ネトゲ等でキーボードのキーを一つ叩けば発言できる定型文が欲しいと思うだ。腕にボタンを三つくらいつけて、それぞれに文を設定し必要な場面で引き出せるといった機能が欲しい。日常会話に必要な文を入れておきたい。
しかし、もし私の定型文機能が悪意ある第三者に弄られてしまったら、人生が終了してしまう。腕の定型文を全て猥褻な言葉に変えられてしまったら、私は間違いなく逮捕される。そのボタンを連打され、人間らしい言葉を使う者から際限無く男性器の名称を連呼する再生機器に変わってしまうのだ。そうなってしまったら私は、私は…

ところで、今日が先述の何も話したくない日である。なのでブログを書いてみたが、こんな怪文書が出来てしまった。それほどまでに、会話が億劫なのである。