逝っちまったな＿

追悼の意味合いも兼ねて図書館で借りて読んだ

「受け月」や「乳房」のような泣ける本なのかな？と読んでたら、意外にも恋愛小説だった

しかしまぁなんというか相変わらず文章が溜め息のでるような美しさ

いいな、恋したいな、と思える本とはちょっと違いまして

病ある療養中の若者と華道家の才溢れる娘とのなかなか逢えないお話

邪魔する看護士がまた曲者で(嫉妬で毒を盛るとか)アクセントとして効いていました

読みながら思いましたのは

そりゃこんな文章書けたらねー

女はほっとかないよ

伊集院静といえばボクの中では麻雀と競輪なんですが、よく思い出すのは

西原理恵子が書いた漫画に出てくる金にだらしのない印象でして

ギャンブルで素寒貧になりながらも打ち続ける、そんな伊集院氏がなんとも印象に残る文章を書くのがまたギャップなんだろなー

また他の本も手にとり読んでみるよ

どうかあの世でも書いていて下さい

さてさて読書感想文もほどほどに

近況を少し＿

最近会社でベトナム戦争が…

なんてことはないベトナム人同士の喧嘩なのだが、度を越えたものでして…

二人退所となることになりました

一人に対して二人で、というなんとも情けのない構図で諭したところで救いようのないもののような、なんとか丸く収めようにも皆がもう呆れ果ててしまってはどうしようもなく、馬鹿なのは知ってはいましたが、ここまでとは

結局のところ日本人を舐めてる節があるので警察の御厄介となってしまいました

馬鹿は馬鹿でも３年の月日一緒に働いた身としましては、なんともやるせないというか、あと一月程で我が社を卒業出来るとこまできてたなかにこんな事になりまして不甲斐ない気持ちです

人を信じて裏切られるのは競輪で慣れてる筈なのですが、それとはちょっと違うようです

まだまだ未来ある若者、なんとか自分の仕出かした事に気付いて欲しいものです

世間一般で、ベトナム人にはいいイメージは無いでしょう

けど、残る３人は普通に頑張って仕事する、可愛い若者達です

事が起きる前に不穏を察知出来なかったのか＿

しばらくはひきずりそうな今日この頃です

愚痴っぽくもありますが、まぁ、ブログなんてそんなもんだろう、

たまには吐露したい時もあるさ

せめてグランプリまでには賭け事に昂るようにしたいと思っています

それまではギャンブルって気にはちょっとなんねぇかな

本でも読んでるよ。ではまた

「白秋」伊集院静