ラゲッジルームランプ自作/新型ミラージュ | パパネコのスポーツカーは楽し!

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車歴は26歳からの45年間で20台目。オートバイは引退。
自転車は1993年購入のビアンキ。乗馬もたまに。パラグライダーも経験。
乗物は全てがスポーツだ!
sportの語源「disport(気晴らし) = dis(離す)+ port(運ぶ)」
気持ちを別の所に運び去る、気持ちを解放する。

ミラージュはラゲッジルームランプが無いので夜の荷物の積み降ろしが不便。
そこで、自作することに。オプションは12,600円だが、自作は4千円程で完成!



完成!


 これが取り付け完了の写真。本体は3連LEDにカバーを付けて、隣に強制ON/OFFスイッチも付けました!
電源はヒューズボックスから常時電源を配線してあります。
リア・ゲートを開けると点くように、マグネットスイッチで点灯するようになっています。

元の状態はこれ。

ランプ無し


 
 そこにランプを付けるには、オプション品と同じ位置にします。
黄色い矢印の先です。

ランプ取り付け位置


 
 
・・・しかし、車の電装品を自分で作るなんて、大丈夫か、出来るのか???・・・自信無し・・・

ところが、出来てしまった上に、純正品にも見劣りしない(どころか、オプション品より遙かにいいのだ、と自分では思うほどの出来なり。)、オプションの3分の一程度の値段で出来た、自作のプロセスが非常に楽しかった・・・と、いいことづくめだったのだ!

 これは、全国のミラージュオーナーに方法を開示するべきではないか、と思い、ここに最初から記述することといたしました。

「設置準備」

 まず、パーツを揃えます。全部で3,700円位でした。(店の割引や、ポイントも使ってます。)

パーツ



(1)検電テスター(これはパーツでなく、道具)
(2)ミニ平型ヒューズ電源
(3)プッシュスイッチ(強制ON/OFF用)
(4)マグネットスイッチ(この商品は「開閉連動スイッチ」という名)
(5)3連フラットLED
(6)LEDレンズカバー(この5と6でランプとなる)
(7)配線コード 0.75の太さを5m---常時電源から配線する。黄色にした。
(8)アース線は赤にした。これは道具箱に持っていたもの。
(9)ギボシ端子セット。---これを使うと半田付けが要らない。

さて、これらをつないでみて、実際に点灯するのかどうかを自宅で試したい。

そこで必要なのが車のバッテリーと同じ12VのDC電源だ。
家にあった懐中電灯の乾電池を8個集めて、つないでみた。


乾電池(単一)1.5V x 8個=12Vである。

12V電源台 
あまり木に釘を打ち付けて、電池の寝床を作る。


12V電源前
電池を並べてみた。前の方。


12V電源後
後の方は道具箱にあった金具でつないだ。


パーツをつなげて並べる
まずつなげたパーツを並べてみた図。

接続は: ヒューズ電源・・・強制オンオフスイッチ・・・マグネットスイッチ・・・LEDランプ・・・アース の順。



導電テスト前

テスト前。

導電テスト


プラス端子にヒューズ電源の先を付けると、
点きました!!!

 

マグネットを近づけると

マグネットを近づけると消えます!!
つまり、リアゲートが閉じた形。



強制ONOFFSWテスト
強制ON/OFFスイッチも試します。大丈夫。
ここで、配線をつなげたのは半田付けではなく、「電工ペンチ」という道具を使って、
ギボシ端子をコードの先に付けるという方法です。


電工ペンチ


 

ギボシ端子接続準備
これが、ギボシ端子を付けた図。
左がメス、右がオス。
それを次のように合わせてカチッとつなぐだけ。引っ張れば取れるし、また付けられます。


ギボシ端子接続


 
 
 「いよいよ、車に取り付けます」

 
グローブボックス 
まず、グローブボックスの蓋を下に下げます。両側のサイドを内側に押すようにすると爪が外れます。
 
ヒューズボックス 
すると、ヒューズボックスが左奥に見えます。

取扱説明書 
新型ミラージュの取扱説明書にヒューズの位置の説明があります。
検電テスターで、チェックします。

検電テスタープラス側 
ヒューズの空き位置(取説では6番)の右側端子を検電テスターで触ると、赤く点きます。これは車のキーがOFFだから常時電源のプラス側ということになります。
検電テスターマイナス側 
左側の端子では検電テスターが点灯しませんから、マイナス側です。
ここに、ミニ平型ヒューズ電源をプラス、マイナスの方向を正しく差し込みます。
ヒューズ電源 
黄色い矢印の先がミニ平型ヒューズ電源を差し込んだところ。

さあ、次は後へ配線を持って行きますが、
ここで一旦、ヒューズ電源を抜いておきます。そうしないと、
配線の先がどこかボディーの金属部に触って、ヒューズが飛んでしまう羽目に!


 <あるいは、面倒でなければ、エンジンルームのバッテリーのマイナス端子をはずしておくのでもいいです。>

実は、それをしなかったので、パーツの写真にある最初のヒューズ電源(黒いの)は切れてしまったので買い換えたのです(それが上の写真の青いもの)。


つぎは、内張はがし器を使って、内張を少しだけ外します。
内張はがし器 
内張はがし器を使う 

簡単に外れる 

黄色い配線 
この黄色い配線が、今回の自作。

リア・ゲートも内張をはがします。
後ろ内張はがし始め 

後ろ内張はがしました 
アースを付けるのは、ここ。この部分の穴にねじが切ってあり、6mmのねじが合います。
この写真はねじを付けたところ。
アース用ねじ穴 

アース用ねじM6 

アース 
アース線の先にはクワガタ端子を電工ペンチで取り付けます。

さて、ドアの開閉に合わせて点灯しなければなりませんから、
マグネットスイッチを取り付けます。
マグネットスイッチ 
ここらあたりがいいでしょう。

マグネット 
リア・ゲートにマグネットを付けてOK。

完成! 
点灯もOK。

強制オンオフスイッチ 
明るい時にリアゲートを開けっ放しにする時なんかは、このスイッチを押して、消灯できます!

車での作業は3時間以内でした。素人でも、ここまで出来ましたね。おすすめです!

今回の車いじりは、マネーセーブでもあり、車いじりの事始め的な喜びがありました。
 ( ̄▽+ ̄*) (*^▽^*)
では、この辺で。