正月休み、東京近郊の実家に里帰り。
公団の大型団地で、子供の頃は子供があふれ、商店街は活気づいていた。
...が、東京から1時間半という微妙な立地にある事もあり、スーパーは閉まり、
空き店舗が目立つ商店街。街全体が冬の空の様に灰色になっていた。
団地に四つもあった小学校も統廃合で、私の母校の名前も変わった。
公園は、防犯対策の為か、かくれんぼや秘密基地になった茂みが
なくなり、どこかスカスカで殺風景で、灰色を強める。
街も年をとるのだ。
そうはいうものの、公園や学校を訪ね歩くと、小学校の頃の思い出や将来へ
の思いが思い出される。今思えば小さな悩み、実現した夢、いまだに解決
していない思い....。
東京近郊の何の特徴もない街から、広い世界に旅立った事は間違いが
ない。
又何時くるかわからない、又変わってしまうだろう、変哲もない自分の
ルーツの写真を撮った。正直、他者が見たら何の変哲もない風景、
かといって自分にとっても特別なものでもなく、その頃の日常を思い出させる
だけの写真。
明日は広州。どこへ流れていくのやら。


