【オフライン】『「言語技術」が日本のサッカーを変える』講演会by田嶋幸三さん@都庁 | 蹴球雑記

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今日はtwitterで@inosenaokiさんのツイートを@footy_kenさんがRTしたイベントへ!

kenさんご紹介いただきありがとうございました!


元々のこの講演会は、『「活字離れ」に関する有識者勉強会』という、都が開催するイベントのようです。

それの第5回のゲストが、田嶋幸三さん(技術委員長)で、テーマが、、、


≪「言語技術」が日本のサッカーを変える≫


というものな訳ですね。


ちなみに同名の著書も光文社新書で出されております。



(感想)

非常に勉強になった!


「言語技術」で変えるといっているだけあって、とてもロジカルな講演。

レポートもシンプルに書きますね。


要するに。。。


【JFAは2005年宣言をした!】


(前略)

・2015年には。世界でトップ10の組織となり、ふたつの目標を達成する。

(1)サッカーを愛する仲間=サッカーファミリーが500万人になる。

(2)日本代表チームは、世界でトップ10のチームとなる。

(以下略)



【PDCAサイクルを始めた!】

P:各大会への参加への挑戦

D:チームとして参加できても、出来なくても、「分析・評価」をする。

C:トレンドに対して、今の日本に足りない「課題の抽出」「克服のシナリオ構成」

A:克服する為の取り組み



【それぞれの取り組みをしていて気付いた!】

やはり、選手がそれぞれ「個々で判断できる能力」が必要である。とした。

※ここで、06年ドイツ大会のイタリア対ドイツの、1人退場しても、選手達がベンチを見ず、自分達でコミュニケーションをとって、どういう風に戦うかを判断した。という例えあり。


そのためには、自分達の言葉で話したり、意志を伝えられるようにすることが必要である。とした。

となると、やはりオフザピッチからの取り組みの必要性を感じた。

「ピッチの上だけでは、解決しない!」



【ロジカルコミュニケーションスキル!】

自立した判断、それを周囲に伝える技術が必要である。


それが、「ロジカルコミュニケーションスキル」であると。

それを鍛える為には、「思考の放棄」を許容しないこと。

「ビミョー・・・」「なんとなく・・・」で終わらせない。



【養成のために、JFAアカデミーではそういうカリキュラムを入れている】

日々の生活の中で、ロジカルに考えることを取り入れる。

そういう授業を入れて、自分達の言葉で説明をさせる習慣をつけさせる。


そのことによって、試合でのコミュニケーション能力や、判断力を高めることが出来る。


とのこと。


だから、【「言語技術」が日本のサッカーを変える!】ということですね。



うむ。


なんとなくあっているような、なんとなく間違っているような。。。


ご指摘ありましたら、コメントください!


いずれにしても、自らの口で、自分の考えていることや、思っていることを伝えられる能力っていうのは、サッカー選手に限らず必要なこと。


当然ビジネスの場でも求められるし、できていない人も沢山いる。

私も出来ていない部分が多々あると思う。


ただ、そういうことを意識しながら生活をし、教育をしていく姿勢が、その先のサッカーの未来に繋がるのなら、いい部分は取り入れていこうと思う。


詳しくは≪「言語技術」が日本のサッカーを変える≫の本に書いてあります。私も先ほど買ったばかりですが、詳しく知りたい方は是非!

読んで損は無いと思います。