昨日の続きです。
漢検受検をしなくても、小学生で習う漢字は1006字を練習するという方法もあります。
それに、そもそも漢検の出題は偏っていると思います。
出題される漢字が満遍ではないんですよね。
つまり、「頻出度が高い漢字」というものが存在するんです。
問題集に「頻出度順」なんて書かれているものがありますが、まさにソレですね。
10級とか9級などにもそれがあるかは失念してしまいましたが、級が進むごとにその傾向は強くなると思います。
なので…
中受のための漢字だけに焦点をあてるとすると、ちょっとズレる気もします。
結局は中受用の漢字の問題集はしなければいけませんしね。
なので、究極の効率性を求めるなら、漢検は遠回りのような気もします。
…
でも、私は息子に漢検受検をさせて良かったと思っています。
その理由は、
①「漢字」に抵抗がなくなる
②ステップアップしやすい
③成功体験が得られる
でしょうか。
まず、①「漢字」に抵抗がなくなるですが…
昔の記事で恐縮ですが、コチラの記事→「漢字っておもしろいと思わせるコツ。」 を読んでいただければと思います。
今読むと、自分でも懐かしい…
そうです、息子って面倒な性格でした…
わからないものが出てくるとギャーギャー言ってました…
…成長って素晴らしいですね。
今は数学で知らないものが出てきても、「(フッと笑って)オレまだ知らねぇし」と言えるようになりましたし!
6年って、すごいです。
…という母の感動は後にして。
「おもしろそう」というワクワク感からスタートできるので、「覚える」ことが自然にできるようになります。
これも何度も書いてきたので、ひとつだけリンク(→漢字は目で覚える? )を貼っておきますが、我が家は漢字を書かせて覚えさせたことが一度もありません。
※ご興味ある方は、いろんな記事で書いていますので、ブログ内を検索してみてください。
漢検で出題される、四字熟語や対義語・類義語、部首についても同じです。
問題を解く時に書く、だけです。
これは中受でも同じで、社会の語句なんかも書いて覚えたことはないですね。
社会の語句は厄介で、漢検2級にしか登場しない漢字でも普通に書かなくてはいけません。
なので、漢字に苦手意識や抵抗があると、ちょっとキツイらしいです。
お友達はこれで苦労して、漢字と社会の語句の点数が大変なことになっていて、ママがいつも嘆いていましたので
息子の目で覚えるというのは、抵抗がある方もいらっしゃると思います。
確かにこの弊害もあります。
もともと大雑把な息子なので、丁寧に文字を書く…ということについては、私はもう本当に悩みました
結局、入試日に送り出す時に「丁寧にね!」って言い忘れたわ…と思うくらい、最後の最後まで悩みのタネだったんですよね。
でも、塾テストの国語は小5、塾内漢字テストでも小6夏には丁寧に書けるようになりましたので、そこは通塾生ならクリアされるものだろうとも思います。
何といっても、丁寧に書かなければ問答無用でバツになりますから
大人だって、パパッと書く時と丁寧に書く時があるように、子どもだってそれはあるはずなのに、やっぱり目がいっちゃうんですよね~。
「雑じゃない?」と。
うちの子、字の減点で不合格になるんじゃない!?と真剣に悩んだこともありますが、まぁ…大丈夫です。
受験する本人がそこはちゃんとわかっていますしね
話が逸れましたけど、とにかく「目で覚える」のは別としても、興味を持たせて楽しく取り組ませることが大事だと思います。
結局、少々雑でも「楽しい」「面白い」と思って取り組む方が、覚えもいいですし、定着もしますから。
それに、学年を飛び越えた漢字を早くから読めると、本もいろいろ読めるようになりますから、ゆくゆくの国語力にも繋がりますし。
…えぇ、国語…悩み抜いたものですが、最後は本人が国語が一番できたと言えるくらいに成長したんですヨ。
…本当に悩みましたけど…
国語をどうにかする方法は、後日別ブログに書きますので、国語で悩んでいる方はそちらもご覧ください。
…まだ①ですよね…
すみません、話が長くなってます…
これからお買い物に行くので、続きは明日に書きます。
③までいくのに結構かかると思いますので、お暇な時に読んでくださると嬉しいです