塾によっては、小6あたりで方程式で計算させるところがあるそうです。



え?


私は公式も不要だと思っているので、もはや全く理解できない話ですが、方程式で計算した方が楽だし、確実なのに教えてくれない塾はダメだというママもいます。

幸いなことに、息子が通う塾は、その「教えてくれない塾」なので安心ですが、もし教える塾だったら辞めると思います。




でも。

公式や方程式も含めて、答えが確実に出る方法を求めるママは多い気がします。



そりゃ、確実に答えが出る解法ならば、それを使わない手はありません。

だからこそ、あれこれとまどろっこしいことをしなで、最初から教えてよ!という感じなんでしょうかね。


うむ~…


私はその対極にいるので、その気持ちがちっとも理解できないんですが…ポリポリ




大人から見れば、面倒だなぁとか、まどろこしいなぁと思うことを経て成長するものですよね。


結局、こっちで考えるんだからと、一足飛びにいろんなことを教えても意味がありませんし、そんなことをすると、逆にその途中で得られるたくさんの気づきを奪ってしまうことで、とってももったいないことです。


例えば。


等差数列の問題にはいくつか公式がありますよね。


いずれは誰もが公式を知るわけで、それを使えば楽だということに気づきます。


でも、書き出すことで解いていた子が公式を使うようになるのと、最初から公式を使って解くことは全然違いますよね。


書き出すことができる子が使う公式と、それをしないで公式だけを使う子とは、大きな差があります。


「なぜそうなるのか」ということを体感として知っていないと、公式が使えない応用問題で歯が立たないことになります。





話は少し逸れますが…


「応用問題は捨てるわ!」と言うママがいます。


息子の塾の算数テストでは、計算問題も正答率が1ケタの応用問題も同じ配点です。


なので、時間のかかる応用問題を無理に解かなくても、簡単な問題を完璧にした方が楽なワケです。


息子は、簡単な問題を計算ミスで間違っても、最後の大問は正解します。


簡単な問題を確実に解いて欲しい…と思わないこともありませんが、それでも応用問題を抵抗なく解けることの方が大事だと思っています。


計算ミスは本人の自覚次第で後からどうにでもなるものですが、応用問題に抵抗がある子が、いくら自覚しても突然解けるようにはなりませんものね。


確かに、毎月の昇降テストでの点数は気になりますけども…


でも。


毎月のテストはただの「通過点」で、最も大事なのは「足りないものを探す」ことにあると思っています。


あれは子どもの学力を測るという以上に、親が「我が子に足りないもの」を見つけるためのものだと思っているんですよね。


…まぁ、入試は別ですけども、それ以外なら間違えた方がラッキーです。




主人がよく言うのですが…


「何となく合ってるのが、一番こわい」


偶然合ってた、何となく合ってで出来たと思うなら、間違ってくれた方がいい、と。


正解だった問題には目がいきにくいですが、間違った問題は絶対に解き直しをしますよね。


親も子も、次は絶対に間違えないように気を引き締めます。


だからあやしいものを間違えた方がいいんですよね。


なので、家庭学習の時は息子に「間違えた方がいいよ」と言っています。


間違えて、理由や説明を書いて訂正した方が定着しますからね。




でも…


すみません、長くなるので続きます。






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