通塾を開始して、早2ヶ月半。


昨日、「何のために塾に行っているのか」という話を息子としました。




きっかけは、


息子の数字と、解答方法。




基本的に雑な息子は、頭でいろいろ考えていると手が疎かになってしまうので、算数もメモ書きだったり、すごーく薄く計算をしたり…で、基本的に頭の中で答えを出します。


図を書いたりもしますが、それは自分が必要だと感じた時に限ってで、基本的にはそういうこともありません。


なので、途中の暗算を間違えると酷い目に合います。


「あ~、計算が違ってたよ~、ブフフ」と、本人は至って楽観的ですが、どんな間違いだろうと間違いには違いなく、ミスが多い、大雑把、というのも含めて息子の能力です。




話は逸れますけど…


私としては、まだそこまで細かいところを言って、やる気を削ぐことは避けたいと思ってもいます。


中受…偏差値…もっといえば塾テストのために、細々と言って楽しさをなくすのは本末転倒だと思っているからです。


だって、「息子を賢く育てたい」と思ってスタートした知育から、その信念は変わっていませんし、お勉強は中受で終わるワケではないからです。


学びたいと思う気持ちが大事で、そこに親の強制なんてマイナスにしかならないと思うんですよね。




ただ。


中受をするのも事実。


楽しく学んでほしいという気持ちも本当ですが、それだけでは押し通せないところもあります。


それはそれで少し寂しい気はするんですけどね。


…まぁ、それでも息子はやる気ですから、応援するしかないんですが。




そんなワケで、いつも軽く注意をしてきた、数字と解答方法。


塾の小テストでもそういう粗さは健在で、それを何とも思っていない息子。


「これ、4?9?ちゃんと書かないと採点してもらえないよ」と言っても、


「隣の子はちゃんとわかるよ、だから○なんじゃん」と。




それはそうですが、なら、どうして塾に行ってるの?と聞いてみました。


息子はどうして?と言われて困惑していました。


ま、中受のため以外に何かあるのか?と思うのは当然です。




私は息子を楽にしてあげたいと思ったから、入塾のタイミングを早めましたし、性格上、そこで学んでくることも多いだろうと思ったからです。


それは負けず嫌いという性格のこともありますが、知ることが楽しいという好奇心が旺盛ということもあります。


なので、理社も先生のお話してくださった内容は覚えて帰ってきて、いつも説明してくれます。


でもそれは息子が意識をしないでできる部分なので、特に息子に何か求めるものではありません。


息子に求めるものは「気づき」です。




何が自分に足りないのか




それを何か探すために通塾しているんだと話しました。


だから、「できてるからいいじゃん」じゃなく、指摘されたことの何がダメだったのか、そこでちゃんと「考える」ということが必要なんだということも、です。


ちょっと難しいことですが、でも、目先のことだけに囚われるお勉強方法ではいつか限界がくるとも思うんですよね。


…それで息子がどう思ったのか、理解したのか、納得したのか…


それは全く解かりませんが、少しずつでも今の自分を越えられるようにがんばってほしいと思います。




塾テストのためにバリバリお勉強をしているご家庭もいくつも知っていますが。


うちはまだその時ではないと思っていますし、まだまだお勉強が楽しいと思って学んでほしいです。


人間形成の大事な時期ですもの。


今はニコニコしてお勉強をしてくれればいいと思っています。




いろいろありますけど、私もちょっとずつ成長していきたいです。


甘い考えで、理想論にすぎない…と言われるかもしれませんが、まだ理想が現実のうちはがんばります。




さぁ、昨日の自分を越えていこうか。


ね、息子キラキラ






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