前回の続きです。
塾のことは、親がちゃんと取捨選択をしてあげないと…ということは、よく聞くことですよね。
私もそう思います。
全部を全部するなんて、無意味ですし、そんなことは必要ないとも思います。
小5、小6となると、そういう時間もありませんしね。
息子はまだ小4なので、全部こなそうと思えばこなせます。
うーん…塾のことは息子が主導権に渡していますが、主導権を渡す以前の最初の段階で削っていた部分もありますので、すでに取捨選択をしている部分もありますけども
真面目なお母さまは、「全てきちんと、わかるまで」という感じですね。
手をつけていないところ、間違えたところ、漢字は何回も練習して、算数に至っては正解していても定着のためもう一度…
不真面目な私は聞いていて、眩暈がします
そして同時に、この不真面目さがなければ、息子はもっと伸びるのか?とも思ったりするんですけども
お勉強に関して「練習」という二文字がない我が家。
漢字なんて一回しか書きませんしね。
(これも練習ではなく、「テスト気分で」です)
なので、真面目なママの話を聞くと、ドキッとするんですが…
でも、真面目であればあるほど、お勉強に追われてしまうのも事実です。
こなすだけでも時間がかかる量を、理解するように練習するとなると、もう時間なんていくらあっても足りませんよね。
まぁ…私に比べたらみなさん真面目な方ばかりなんですが…
成績が振るわなくなってしまったお子さん達のママの話をまとめるとですね。
小4になって、しなければいけないこと、覚えなければいけないことが増えて…
塾のことをきちんとしよう→時間が足りない→遊びにいく時間もない→テストで思うように点が取れない→「お勉強がまだ足りないのか、やり方が悪いに違いない」→さらにきちんと塾のお勉強をする→点数が取れない→苦手教科が発覚→時間が足りない→塾の宿題に手が回らない→とりあえず形だけ整える→点数が取れない…
…これに、親と子のストレスが入り…
…
私と息子には到底できない、きちんとした学習ぶりに、もうただただ感心するしかないんですが…
でも。
追われてしまって、取捨選択の場所を間違っているのは否めません。
優秀なお子さん達だけに、すごくもったいない。
塾の先生にご相談して、取捨選択のアドバイスをいただいたりしているそうなんですが…
私はまだしばらくは「片手間に塾」くらいでちょうどいいと思っているので、家でも塾だけのことにならないようにしていますし、与えられたもの全てをするとか、宿題を出すとか、そういうこともどちらでもいいと思っています。
学校と違って、塾は任意で通うもので、塾を利用することでプラスを求めているのであって、足枷になったり、負担になったりする存在ではダメだとも思っています。
塾の宿題も、「自分に必要なもの」はしないといけませんが、提出にために無理にこなすものではないですよね。
それに関して強制されるものではありません。
そもそもお勉強自体が強制されてするものではありませんから、塾の宿題の提出の意味なんて大したものではありません。
提出しなくても、ちゃんと必要なものをしておけばいいだけですものね。
…学校は全然違いますけどね。
塾に対して不真面目な私も、学校での姿勢はそれとは全く違います。
ま、当たり前ですけどね
うーん…
まだ小4。
まだまだ親が先導しなければいけない時期です。
誤ったやり方、子どもに合わないやり方、無理なやり方…そういうことで、子どもの能力を潰しかねません。
なので、私が息子に取捨選択をさせるのは、「余裕を持たせる」ためです。
いっぱいいっぱいの子は、「これ以上どうすれば?」という疑問と不安に陥ります。
でもそこで、どうすればいいのか?と考えることが大事ですよね。
自分に足りないところがあると認識すればいいと思うんです。
時間の使い方とか、やり方とか。
でも、そういうことを全部親が管理していたら、認識だってできません。
何が足りない?というのを、自分で探しながら、認識しながら進んでいく。
そうしないとやっぱり足りない所を補うことはできません。
何度も言っても直らないのは、本人が足りないと認識してないだけですからね。
「できてる」「ちゃんとやってる」と言って直らないのは、ただの認識不足です。
だから「自分で考える」という余裕を持たせることが一番です。
…ま。
私も息子もまだまだ発展途上ですので、この先どんどんやり方を変えていかなければいけないと思っていますけども
まだ中受まで2年半近くあります。
「今」は「明日」へのステップなんだと、とにかくコツコツ積み重ねていくしかないです。
千里の道も一歩から、ですしね。
私も、不真面目ぶりをちょっとずつ修正しつつ、がんばります
ちょっとずつ、がんばろうか。
ね、息子
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