どんぐりの問題の記事の続きもあるのですが…
ちょっと違う話を。
息子が算数の授業について、先日こんなことを。
「みんな全然説明できないんだよね~」
わり算の単元なのですが、どうやら…「被除数と除数に両方に同じ数をかけると商は同じ」ということをお勉強しているそうです。
8÷2=4
↓
被序数と除数に2をかける(2倍する)
↓
16÷4=4
これがみんなわからなかった、というんですね。
日頃から発言好きな息子ですが、この日は自分だけしか手をあげず、結果息子の独壇場だった…らしいです。
まぁ…息子は「比」で説明しようとしたらしく…でも「それはまだ習っていません」と諭されたので、仕方なく↑の説明をしたらしいんですが
授業がどんな風に進んでいるのかはわかりませんが…
もともと息子の学校は先生が教えるというよりも、子ども達の意見の中で答えを見つけていく…というようなスタイルなので、まずは教科書を見ないで話し合っていたのかもしれません。
私はそんなことがホントにわからないのかな~と、不思議に思ってしまいました
そもそも、「なぜそうなるのか?」と理解してなくても、わり算なんてできてしまいますよね。
「÷」という記号があれば、「わる」というのは当たり前です。
だから「なぜそうなるか?」と考えなくても、答えを出すことは簡単ですよね。
でもそれって、実はかけ算の時にも考える問題ですよね。
乗数が1増えれば、積は被乗数分だけ増える
つまり、かける数が1増えれば、答えはかけられる数だけ大きくなる、ということです。
4×1=4
↓乗数を増やす
4×2=8
交換法則とともに、これは小2でお勉強するべきものです。
…でも。
かけ算の仕組みをしっかりするということと、九九の暗唱がほぼ同時にくるワケです。
息子の学校も覚えたらスタンプをもらえるということがあり、早く覚える!という暗黙の競争があります。
それはどこの学校でも同じなんじゃないかな~と思うんですよね。
実際、私が小2の時も「早く覚えてシールをもらわなきゃ!」と一生懸命だった記憶があります。
でも、だから九九を暗唱できても、その仕組みは理解していないという子も少なからずできてしまうんでしょうね。
まぁ…かけ算もわり算も、仕組みを知らなくても計算をすることに支障はありません。
でも。
この先登場するさまざまな単元でそれをしちゃうと、ちょっと心配ですよね
うーん…
私も息子が本当に全てを理解して説明できるのか…時々確かめてみないとなぁと思いました。
見た目で「できる」ことも大事ですが、根本的なことを理解していることは、さらに大事ですものね。
私も、しっかり見ていかなくては、です。
これからも、なぜそうなる?を大事に。
ね、息子
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