昨日の続きです。
「答えが出ればいい」という方針を、ずっと続けてきた我が家。
答えまでのヒントも出しませんし、答えが出た後も解説書の解法も教えずにきました。
なので、息子が初めて出合うような問題では、ビックリするようなオリジナル解法で答えを出すことも、しばしば
特殊算はほぼ全ての問題を解ける息子ですが、どれも「一般的な」解き方を教えていないことと、何算かを教えてないので、息子にはそれぞれの垣根はなく、解きやすい解法を頭の中から選ぶか新しく考えて答えを出します。
そういうことをずっと続けてきたので…
答えまでのアプローチの仕方が固定ではなく、とっても流動的です。
「これは、こっちでやるか」という感じで、1つの問題でも息子はいろいろなパターンでその問題に合わせて解いています。
先日、某塾の入試分析会で算数担当の先生がおっしゃっていたのですが…
「複数の解法で解けるようにしておくことが大事です。算数は複数の解法が存在しますが、この問題はこの解法を使うという問題もあるからです」
…というような感じのことをおっしゃっていました。
(メモってないので、ニュアンスだけですが…たぶんこんな感じ)
私もそれはとても大事だと思います。
「教えない」ことで得られるものの、とても大きな部分だと思います。
「一般的」な解法を教えて、慣れていくことのメリットも確かにあると思います。
…というより…
私は「教えない」方法をとっているので、「教える」方法の良さがわかりませんが、私自身が「教えられて」育ったので、自分と息子を比べての感想でしかありませんが、私は「教えない」方法が与えてくれるものは大きいと思っています。
小2くらいから、そういうことで続けてきましたが…
息子のオリジナル解法も、どこかで「一般的」な解法へ近づいて、ほとんど同じ解き方というものも多いのも不思議です。
複数の解法が用意できる状態で、「一般的」な解法で答えを出せるようになったことは、とても大きいことだと思います
たぶん「一般的」な解き方が、スムーズな解き方だという証拠なんでしょうけども、それもこちらが何も教えなくても、そういう変化をしてきたものも多いです。
「他にこういう解き方があるよ」と、教えるのは小4夏くらいからかなぁと思っていましたが、この調子でいくと、もっと遅くてもいいかなぁと思ってもいます。
それを教えた方が視野が広がって、息子のプラスになるのかなぁという気もするんですが…もったいないので、もうちょっと先延ばししようと思っています
「どれを使って解くの?」とか、「何算?」とか。
そういうことがまず浮かぶのは面白くないですものね。
「どうやって答えを出そうか」と考える方が、楽しいですしね。
どうせやるなら、楽しくです
そんな息子は、きっちりとした「できる子」じゃないですけど…
「知っているから解ける」ではなく、いつもどう解こうかと考えられていると思います。
いつも普通に問題を渡してますけどね
私は「???」となる問題が多いのに、ちゃんと一人で考えて解ける息子に、それを当然と思わず…いつまでも褒めていきたいと思います。
良い問題集を探すこと以外に、他にできることもありませんしね。
やる気とできる気は大事です。
これからもコツコツがんばろうか。
ね、息子
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