寒いですね~。
今年はホントに寒いです…
今、「算数」はコレをしています。
譲っていただいたものなので、現行のものではありませんが、四谷大塚の予習シリーズです。
今している単元は「分数の計算」で、分数×分数や分数÷分数を使う問題になります。
この単元で登場した問題はこんな問題。
三角形があり、高さは8㎝です。
面積が53 1/3㎠(上手く表示できませんが帯分数です)のとき、底辺は何㎝ですか?
考え方はとっても簡単です。
コレが整数であれば、暗算で簡単に答えが出る問題なので、息子も当然のように暗算で解こうとしていました。
が。
やはり分数。
微妙な計算間違えがあって、答えが間違っていました
でも、こういう時こそチャンスですよね!
「簡単だけど、分数だからゴチャゴチャしてるから、さすがのキミも暗算だと間違えちゃうと思うよ。こういうのはちゃんと式を書いていけば簡単なのよね」
ということで、式を最初から立てて計算し直して正解を出しましたが…
息子。
「おぉ、式を書くとわかりやすいね!!」と。
暗算で解く息子に「式を立てなさい」というのは、我が家には難しく微妙な問題です。
学校や模試などではしっかり書く息子ですが、必要とされない場面では絶対に書きません。
書かなくても解けるからです。
だから書かないんですが、書かないと↑のようにごちゃごちゃする時があります。
どんなに考え方がわかっていても、視覚で確認していくという作業は必要で、ミスをなくすためでも有効です。
親はそれがわかっているから言うわけですが、息子にとってもみると「書かなくてもわかる」だけに、説得力がないんですよね。
そうなると、息子が困る時にその必要性を訴えるしかないです。
無理強いは楽しさや意欲を低下させますし、まだまだ「ちゃんと解く」より「考える」ことを優先させている我が家にとってマイナスなことはしたくないと思っているからです。
某有名塾でもこういうお話はあったそうで、簡単な問題(子どもが頭の中で答えを出せる問題)に式を強制させると意欲が低下するので、親御さんは強制しないようにと言われたんだそうです。
中受で式を求められる学校は全体の1割程度なので、式を立てるということにウエートを置かず、どう考えていくかを大事にした方がいいとも言われたそうなんですが…
息子はその1割の学校に行きたいらしいので、いずれ式をちゃんと立てるということも求めなくてはいけないんですけども
でも。
その必要性が理解できればこちらが何も言わなくても、ちゃんと書きます。
実際息子は、この単元のごちゃごちゃしたものでは式を立てて答えを出していました。
親が先回りして「困るだろう」ということを子どもにさせるのは実に簡単ですが、いろんなことを共存させるためには順番も必要だと思います。
「丁寧にきちんとミスなく解きなさい」
そう言うことで成果が出せる子と、意欲を低下させる子がいます。
我が子の性格や現状を見て、必要な時に必要なことを助言できる親でありたいと思います。
それに。
ちょっとずつ精神的にも育っている息子。
新しい分岐が近づいてきたような気もします。
そこでスッテプアップできるように、私もしっかり息子を見なくては!です。
ちょっとずつ前に進もうか。
ね、息子
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