昨日の続きにもなる話なんですが…
最近、宮本先生の「賢くなる算数」と一緒に、特殊算も毎日1問ずつ「頭の体操」として、息子に出しています。
私は息子に特殊算を解いてもらうのが好きなんですが、それは受験用に特殊算を解いてほしいからではなく、特殊算って、パターンとしての解き方を知らなければ、それこそ特殊な発想なので、頭を柔軟にする最も良い教材だと思っているからです。
パターンとして「こういう解き方だ」と知った後では、ただの「算数」ですが、それ以前であれば、「頭の体操」として扱うのに最もピッタリなものだと思います
息子も、特殊算という名を知らないまま、結構いろいろな種類の特殊算が解けますが、一般的な問題なので、全く悩まずサクサク解けます。
「賢くなる算数」の基礎の方がよほど考えています
今、息子に出している問題は、この本のものです↓
ただ。
コレを小6のお子さんに特殊算を解かせたい、と使うのは、ちょっとオススメできません…
だって…親切すぎるんですもの~
親切丁寧すぎるものでは、子どもは伸びないと思っている私なので、そういう感想なんですが、時間がない小6のお子さんにちょうどいいんでしょうか…。
うーん、その変はナゾなんですが…
でも。問題数は多いので、「頭の体操」として使うにはピッタリの問題集で、とっても重宝しています
そんな特殊算を1日1問ずつ解いている息子ですが、昨日書いたように、時間短縮のために答えが出た後に、式を書いています。
式を書くだけでなく、後から式を考えているんですけども
先日の問題はこんな問題。
お小遣いの1/4でお菓子を買って、その残りのお金の2/3でおもちゃを買うと、200円残りました。初めにいくら持っていましたか?
コレは、「相当算」の問題になります。
ちなみに模範解答は
200÷(1-2/3)=600
600÷(1-1/4)=800 答え800円
と、なります。
息子はまず、こんな線分図↓↓を書いて、答えを「800」と出したんですが、その後に、「ママー、これって式が一つしかなくて、超簡単だよ」と言っていたんですね。
「(書くこと少なくて)良かったね~」なんて、その時は流してたんですが、後からノートを見てビックリっ
息子が書いていた式はコレ↓
え?200×4=800って、小2の問題?って感じですよね
ちょっと意味不明…
なので、息子に解き方を説明してもらうと…
「これさー、まず4つにわけた1つ分を使って、残りの2/3を使うんだから、結局3/4を使ってんだよね。だから1つ分は残りの200円じゃん?だから元は200×4で800ってワケ。簡単でしょ?」
ふむー
まさに、イメージ先行の息子ならではの式です。
まぁ、コレはかなり極端な例なんですが、基本的にイメージで解くので、式は本当に簡単でシンプルなものになります。
コレ↑よりも難しい問題でも、息子は同じように解きますし、分数の問題でも、息子は絶対に分数を使っては解きませんので、式にすると、それこそ小1でもわかるような式になるんですよね。
それが算数ができる人の考え方かもしれませんが、何となく、模範解答を見るよりも、息子の解説の方がわかりやすいので、私のような算数脳じゃない人には、ちょうどいいかも…なんて思っちゃいます
イメージは大切で、それさえできれば、小3でも特殊算に壁はありません。
息子にはどんな名前がついている特殊算でも「ただの問題」で、それは「算数」でもありません。
息子はこれをどう思っているかはわかりませんが、私からしてみたらスゴイことで、とっても憧れる力です。
後付けでも式を書くようになったとはいえ、シンプルすぎる式に笑っちゃうんですが、こうして楽しく問題を解く日がちょっとでも長く続くように、私もがんばらねば!です。
今日はどんな発想を見せてくれるか、ママは楽しみだわ
これからも楽しんで解こうか、ね、息子
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