「頭の体操」でしている、「賢くなる算数」。
最近、仕事算やニュートン算をちょこちょこしていたせいか、進みが少し遅くなり、只今14冊目です。
昨日出した問題で、息子の仰天解答が…
それはこんな問題。
分子と分母の和が40で、約分すると3/5になる分数は?
これって、簡単ですよね。
3/5=6/10=9/15=12/20=15/25
単純にコレで答えを出すかと思ったんですが…
さすが息子。
一筋縄ではいきません
答えを出した後、嬉々として「コレ、つるかめ で解いたんだよね」と言う息子。
…はい?
なぜつるかめ登場?!
説明してもらうと…
「2倍にすると6/10になるじゃん?で、3+5=8、6+10=16だから8ずつ増えてるよね。40になるには5倍しなきゃいけないから、3×5=15、5×5=25で、15/25だね。」
分子と分母をたすって何で?って感じで、にわかには信じられず…
…それって、この問題だけに通用する方法じゃなくって?と言うと、
「いや、他のでもできると思う」と言う息子。
なので、次の問題もしてもらうことに。
分子と分母の差が24で、約分すると3/7になる分数は?
「和」と「差」の違いがあるので、どうかなーと思ったのですが…
「やっぱり、コレもつるかめで解けたよ」と息子。
解き方はこうだそうです。
↑息子が言う説明を書いたものです。
(息子も書きながら説明してくれたのですが…(右の数字)…よくわからなかったのでメモリました)
「差を求めるから7-3をして4。倍は6/14だから差は8。4ずつ増えるんだから、24÷4で6だから、6をそれぞれにかければいいんだよ」
ハッキリいって、狐につままれたような気分で、しばしポカンとしてしまいました
解説をみると、「解き方②」に線分図で解く方法が載っていましたので、息子はそれに近い考え方かもしれませんが、我が子ながらスゴイ発想です。
…ちなみに、後でコッソリ類似問題を解いてみましたが、息子の解法で解けました
算数ができる人は、こういう発想も理解できるかもしれませんが、算数&数学ともに公式とパターン学習に頼った文系の私には、手品を目の前で見せられたような感覚で、ホントに「うそー?」って感じでした
いやぁ、こういう発想ができると算数も面白いんでしょうね。
羨ましいです。
息子も珍しく嬉々として説明してましたが、息子自身が自分の発想の豊かさにいつか気づいて、算数をもっと「面白い」と思ってくれたらいいなぁと思います^^
これからも、ママを驚かせて、そしてタネ明かしをしてみせてよ!
ね、息子
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