はじめまして、発達障害(ASD)持ちのカナと申します。
 
このブログでは、三十代になっても人生しくじってばかりの私の体験をつづっていこうと思います。
 
同じASDの症状をお持ちの当事者の方やその親御さんは、
 
「ASDの人が人生がうまくいかないまま大人になったら一体どんな人生になるのか?」
 
と不安や疑問に思う方がたくさんいると思います。
 
そんな疑問や不安に思っていることについて、私の個人的な体験を通してなにか参考になれるようなことを書いていきたいです。
 
反面教師として何かお役に立てることが出来たら幸いです。
 
 
今回は、今までの人生を振り返って見たいと思います。
 
 
 
 
 
 

幼少期「一人遊びが多い女の子だった」

 

幼稚園時代から他の子と遊ぶこともあるけれど、基本的には一人で折り紙を折ったり、絵を描いていることが多い大人しい子供でした。

 

大人しくて一人遊びが得意な性格だった為か、協調性や社交性がなくても、大きな問題もなく普通に過ごしていました。

 

 

 

 

小学生「友達が少なくて、休み時間に本を読んで過ごすことが多かった」

 

小学生になると、ある程度「こうあるべき」「こうするのが普通」という枠が出てくるので、少し周りより浮いてる感じでしたが、マイペースなため余り気にしていませんでした。

 

女の子特有の一緒に何でもやったり、噂話をしたりするのが苦手で余り友達はいなかったです。

 

勉強が出来たり、本を読むのが好きだったので友達が少なくても、あまり気にならなかったですね。

 

 

中学生「集団生活の複雑さについていけなくなって不登校になった」

 

 中学生になると、小学生のころより人間関係が複雑になってきて、まわりから浮くようになってきました。

 

いじめられていたわけではないけれど、なんとなく学校に行くのが辛くなって不登校になってしまいました。

 

 精神的に不安定になり、時々鬱っぽくなって無気力になる日もありました。

 

 1、2年生の時はフリースクールに通い、3年生になって保健室登校をしながらなんとか高校受験に合格し卒業しました。

 

高校生「登校10日目で高校にいけなくなった」

 

しかし、高校でもうまく集団生活をする自信がなく、10日程で行けなくなってしまい半年ほどで高校を自主退学しました。

 

 

社会人20代「職を転々としたり、精神に不調が出始めた」

 
 

16歳のとき通信制の高校に通いながらバイト生活が始まりした。

 

最初の、バイトは飲食業でしたが、やはり人相手の仕事なので、職場の人やお客様とのコミュニケーションが上手くいかず3日ほどでやめてしまいました。

 

その後も、なかなかバイトが続かず数ヵ月から3年ほどのサイクルで職を転々としていました。

 

友達も恋人もいず、職も続かない‥‥‥。

 

そんな自分に自信が持てない時代でした。

 

そんな中、父が末期がんで亡くなり、看護疲れで、精神状態が少し悪くなったのがきっかけで精神科に通うようになりました。

 

 

社会人30代「a型事業所で働き始める」

 
 
 現在、A型事業所で、pcの入力作業をして暮らしています。
 
 心身の状態が悪い時は、休み等は柔軟に対応してもらえるので精神的には大分楽に仕事をできるので、
 
休むことなく仕事を続けることができています。