パパです

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昨日7/1になり、いよいよ始まりました

ツール・ド・フランス

※ポスター画像はスカパーサイトより

自転車ロードレース競技の三大レースとなるグランツールの中でも1番有名な大会であり、サッカーワールドカップ、オリンピックと並ぶ世界三大スポーツイベントの一つとも称されるイベント

これからの３週間、今年はどんなドラマが待っているのか楽しみです

(これから先、第１ステージの結果あり)

今年の第１ステージ、つまり今年のツールのグランデパール(大会のスタート)はスペインのバスク地方ビルバオから

自転車文化が豊かな地域であり沿道や山岳での応援の盛り上がりがスゴいですね

自国開催のブエルタ・ア・エスパーニャだけでなく、ツールも観られるとは今年はたまらないでしょうね

スペインであってスペインではない地域であり、バスクの旗が盛んに振られているのは象徴的でした(公用語としてバスク語もあるはずですが、他国の歴史にはこれ以上は触れません)

さて、その第１ステージ、スプリンターが活躍する平坦ステージかと思いきや、いきなり山岳ポイントが５箇所もある丘陵ステージとなる

「初日コースとしては史上最難関」だそうです

グランツールの中ではコース配分として山岳や平坦ステージのバランスが取れている大会のはずであり、スプリンターも多く活躍できるはずだが、今年はいきなり振り落とされる可能性があり波乱の予感

実際、ゴールまで残り30kmほどの山岳ではメイングループはかなり少数となり、総合優勝を狙うエース級が既に脱落しているチームもチラホラ

(落車のマスやカラパスは残念)

この日最後の山岳ポイントでは2020,2021連覇のタデイ・ポガチャルとディフェンディングチャンピオンのヨナス・ヴィンゲゴーが抜け出し、いきなり優勝候補最有力の２選手のガチンコが観られる

ただ、その牽制が続く隙で抜け出したのはアダム・イェーツとサイモン・イェーツ

なんと一卵性双生児の兄弟

今でこそチームが違うためにジャージが違うので見分けがつくが、同じチーム時代には全く見分けがつかなかった

ポガチャルは、チームメイトのアダム・イェーツをあえて追わず、チームの強力なアシストを受けているヴィンゲゴーもおそらくチーム方針に従いポガチャルへのマークに徹することで、他に２人を追う選手は出てこず、結局最後まで兄弟２人で逃げ切る展開に

勝ったのは、

アダム・イェーツ

なんと、グランツール初優勝とのこと

(サイモンは何度か勝利あり)

ポガチャルも集団スプリントを制して３位に入り、４秒のボーナスタイムを獲得したことでわずかではあるがライバルに秒差をつけており、チームUAEとしては幸先の良いスタート

ただ、最終盤までアシスト３人を従えていたチームユンボヴィスマのチーム力は際立っており、ヴィンゲゴーの連覇もかなりの確率かとも思う

他には、今年が最後の出場と公言しているティボー・ピノやマーク・カヴェンディッシュの勇姿が観られることもあり、パリ・シャンゼリゼでのゴールまでの３週間は睡眠不足を覚悟してます

ツール・ド・フランス2023開幕！