四十男の恋愛遍歴

四十男の恋愛遍歴

私の恋愛実話です。

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高校2年のときだったか。

 

男子校だった私は、運動部に入っていたこともあり、

 

合コンに誘われることが増えてきた。

 

合コンといっても、だいたいはカラオケである。

 

ある合コンで、とても好みの可愛い女の子がいた。

 

でもその女の子は、僕の友達のSくんを気に入っていた。

 

Sくんはかっこよかった。また、女の子との付き合いも上手だった。

 

Sくんのことを色々聞かれた。

 

僕は、Sくんのことを良く言うべきか、悪くいうべきか迷った。

 

Sくんはモテるし、他にも女の子との付き合いがあることを知っていたから。

 

僕はSくんのことを良く言って、間を取り持ってやることにした。

 

でも、心の中では悔しかった。

 

僕もあんな可愛い子をゲットしたい。

 

いい人で終わるなんて嫌だ。

 

心の底では泣いていた。

 

今度からは、僕が絶対に得るのだ。

 

そのためには、譲ってはダメだ。

 

人生で初めて前向きに恋愛の戦略について考えたときだった。

 

とにかくいい人をやめよう。

 

それで失敗したなら仕方ないではないか。

 

それ以降、僕は失敗はあっても後悔することは、ほとんどなくなった。

 

いや、わずかにはあったけども、それはまた後日書くことになるだろう。