こんばんは。

今日は、取引先の選定についてお話させてもらいます。

俺の業務は、購買。購買は、会社で必要とするあらゆる物を買う部門。

販売する商品の部品や梱包する段ボール、事務員が使うボールペン、ノート、警備、防災の会社との契約、派遣会社との契約、ビル工事会社との契約。

契約には、価格交渉も含み色々と幅広くこなす。

中でも今回のタイトルに記載した、取引先選定は難しい。

高品質で、安価で、安定調達が大原則。

品質が良くても価格が高ければ駄目。価格が安くても「安かろう悪かろう」では駄目。品質が良く、価格も安くても、欲しいときに納入「搬入」出来なければ駄目。

取引先を選定するには、先ず先方を知ること。良く倒産した会社の説明で、テレビのニュースにでている「帝国データバンク」等と契約して既存取引先含め数百社のデータを毎月入手する。

データが悪ければそこの取引先の部品を大量に購入し、その間に代替え取引先を調査し、大丈夫ならその新しい取引先にのりかえる。

それ以外に、先方の営業マンの観察。来社の時は、先方のマナー。

こちらが訪問の時は、会社の雰囲気と社風が良いか。

案外主観が入ってしまう。人間雑談してて、好き嫌いが出るのはしょうがないかな。契約は対等が原則だから、会話の中で上から目線の話し方だと、「いや、取引先はあなただけでは無いから」となります。

知らないうちに人はマウントを取りたがる。初対面の時は猫被ってるけど、何度か会ってると、お互いざっくばらんになるから、その時が本性丸出しとなり、その時がわれわれの評価を出すときになる。