私たちが住んでいる所は静岡県なのですが、この静岡県に引っ越してきて2年半。
今まで、沢山の偶然がありました。
・知り合ったママ友のご主人が、私が宮城で働いていた所に営業で来ていた。
・別のママ友のご主人は、主人の高校の後輩で、ご実家も隣の市。
そしてこのご夫婦の出身大学は、義理父と同じ大学。
・去年のGWに、京都に旅行に行った時、京都駅で幼稚園のバス停が一緒のママに偶然会ったり・・・。
他にも色々とあるのですが、もう一つ最近知った事があります。
それは、静岡に引っ越してくる前に、私達は関東のとある県に住んでいました。
そこでは、まる子がお腹にいる8か月まで仕事をしていました。
病院に勤めていたのですが、そこの師長さんの息子さんは4歳でローランドてんかんを発症し、ずっとてテグレトールを飲んでいました。
初めてまる子が熱性けいれんを起こした時は、相談にのってもらった事もありましたが、2年半前に静岡に引っ越してきてからは疎遠になっていました。
携帯のメアドは知っていたので、まる子がてんかんを発症した時、何度もその師長さんに相談しようか悩んでいました。
結局相談できず1年7か月が経ちました。
そして先月、友達に誘われFacebookを始めると、なんとその師長さんから友達申請がきました。
しかも、師長さんの息子さんが私たちの住んでいる近くの大学に通っているとの事!
メールでまる子がてんかんを発症した事などを話すと、とても驚いていましたが、励みになる事を教えてくれました。
4歳でローランドてんかんを発症した息子さん、13歳で治癒となり、20歳になった今は通院も検査も無く、元気に過ごされているとの事。
諦めないで、治ると信じて頑張るよう教えてくれました。
そして先週、息子さんが高熱を出しているという事で、師長さんが静岡に来ました。
2年半ぶりにお会いし、少しお話をしました。
初めて同じてんかんの子をを持つ方と話をしました。
『あの頃は、ホントに毎日が不安でどうしようもなかったの。だから、あなたの気持ちもよくわかるわ』
話していると、いろいろな共通点があり、安心感と言うか、とにかく心が軽くなった気がしました。
ただ…師長さんが悲しそうにボソッとつぶやいたことがあります。
『車の免許は取らせられないわね…。たとえ治癒したとはいえ・・・』
治癒になって7年。やっぱり親としては不安なんだろうな・・・。
高熱を出した息子さんの為、3時間以上かけて新幹線で飛んできた師長さん。
『お嫁さんもらうまでは、私がいろいろやってあげないとね♪』
と明るく息子さんのアパートへ向かっていきました。
不思議なご縁。
前に江原啓之さんが『偶然ではなく必然』と言っていました。
このご縁も大切にしていきたいな。