博多祇園山笠を見てきました。
しかも福岡で生まれ育ったくせに生で見たのは初めて。
もっともうちは博多から離れているので、縁もチャンスもなかったし。地元の知り合いに聞くと案外見たことないって人も多くて。
なのであまり予備知識もなかったからですが、私の中ではあえてちょー早起きをしてまで見に行くほどの理由が見つからなかったのですよね。今回はたまたまいろんなタイミングが合ったので、一度くらい見とくかな～くらいのノリでした。
でもっ！
今まで自分が知っているお祭りとはまったく違う！おんなじに思っていたら大間違いでした！
多くの人を魅了してやまない理由を肌で感じることができて、行って良かったー！と心から思いました。
前日から博多入りしましたが、翌朝のクライマックスの追い山に向けて街の至るところで熱が盛り上がっていくのが感じらて、こちらまで高揚していくようでした。
ダンナが
「夜店とかないのかな？」
って言ってましたが、そう！そうなんです！そういうのまったくないんですね。(安全性の問題もあるのかもしれないですが)余計なイベントなんかもまったくないんです。
博多っ子に言わせれば鼻で笑われそうな話ですが、ほんと純粋に山とそれに賭ける人達のエネルギーを感じるお祭りなんだなってあらためて知りました。
今年はちょうど連休とも重なり、それもあってさらに見物客も多かったとのことですが、身動きも取れず背伸びしながらでしたが、その迫力と熱気はビンビンと伝わってきました。鳥肌が立つくらい。
一つの山にあんなにたくさんの人達が関わっているのも驚きでした。そのすべての人達のパワーが結集して、こちらが押しつぶされそうなくらい圧倒されるんですね。そしてお腹の底から突き上げられるような。
集団の美。
博多っ子がこの地とこの祭りに誇りを持つのもわかった気がします。なんだかとっても羨ましい。
ん～、この感動をうまく表現できないのがもどかしいんですが、とにかく余計なものがまったくないことで、このお祭りの魅力を十分感じられたように思います。
おかげでパワーたーっくさんいただきました！
みんなこれをもらいに毎年見にくるんだな～
やっぱり福岡はいいとこだ～！