日本を代表する音楽ユニットglobe
のボーカリスト、KEIKOによる
ソロプロジェクト“KCO(ケイコ)”。KEIKOとは違う新しい歌世界を
提案するKCOの、本格的なソロ第1弾シングルとなる作品『春の雪』が完成。
今作は、globeで220万枚を売り上げたシングル『DEPARTURES
』の続編を
思わせるような歌詞や世界観が興味深い。明言はされていないが、
今ふうにいうアンサーソング的な楽曲に仕上がっている。
「小室さんから曲をいただいたときにビックリしたのは歌詞なんですよ。
“降りつもる雪と共に”っていう言葉に驚いたんです。globeの『DEPARTURES』にも出てくる言葉ですから。でも小室さんに意味は尋ねて
ないんです。私はデビュー当時からなんですけど、シンガーとして
歌詞の解釈は自分ですべきだって思っていて。
歌詞を書かれる小室さんとは絶妙な距離を保ってるんですね。
でも、私がソロでデビューするにあたって“曲をどうしよう?”ってなった
とき、やっぱり小室さんに“プロデュースお願いします!”って頼んだ
んですよね。私は小室さんが作った音楽にこだわりたいんです。やっぱり
ひとつの信じたものしかやれないんですよね。私が本当に言いたいことを
わかってくれるのは彼だろうと。でも、おもしろいんですよ。
いまだに音楽の話になるとどうしても敬語になっちゃうんです(笑)」
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