どうも、松本13です。今回は、『ブロブ/宇宙からの不明物体』 についてです。

 

 

まずは簡単な概要とあらすじから。

 

 

【概要】

 

『ブロブ/宇宙からの不明物体』は、1988年のアメリカのホラー映画。1958年の映画『マックイーンの絶対の危機』のリメイクとなる。

 

【あらすじ】

 

とある平穏な田舎町で、宇宙より飛んできた隕石の中から、正体不明のゼリー状の生命体「ブロブ」が出現する。ほどなくして1人の男に襲いかかり、彼を食べ尽くしたブロブは、恐ろしい姿へと変化していく…

 

 

この映画、 めちゃくちゃ好きな映画です。めちゃくちゃ面白い。

 

 

 

何度見ても忘れた頃にもう一度見たくなる、そんな魅力のある名作。

 

 

この映画、本当によくできているんですよね。B級SFホラーとしては満点と言っても決して大袈裟ではないくらい。

 

 

かなり昔の作品ではありますが、その手の作品にありがちな もっさり感というのは全くなし。

 

 

テンポサクサクのスピーディー展開。

 

 

しかもこの作品、展開の付け方が本当に絶妙なんですよね。退屈をする暇が全くない。

 

 

グロ描写もたっぷり。昨今の感覚で見ても見劣りしないレベル。

 

 

CGを使用してない作り物感はあるものの、それらのレベルも相当に高く、作品の魅力の一つと言っても過言ではないかと思います。

 

 

CG全盛の今では見たくても見ることができないものですし。

 

 

アメフト部の甘いマスクのさざ波ボーイや、チアリーダーであるヒロイン、革ジャンを着たバイク乗りのロンリーウルフ、人の良い中年ウェイトレスや公正な保安官などなど。

 

 

もうこれでもかというくらいに素晴らしい、コテコテな設定の登場人物。

 

 

しかしみんなキャラが立っていてめちゃくちゃいい感じなんですよね。

 

 

そのキャラ立てについても、そこまで 過剰なルックスをしていたり、演出があったりするわけでもなく。

 

 

むしろほんの数シーンの言動だけなのですが。

 

 

たったそれだけでもめちゃくちゃ各人物の属性が伝わってくるんですよね。

 

 

その部分の脚本は本当に素晴らしいなと。

 

 

そのような御託を抜きに頭を空っぽにして見てもめちゃくちゃ面白い。

 

 

一昔前の映画だから、まあそれなりに退屈したり大味な部分はあったりするだろうな、くらいのスタンスで見てみると本当にびっくりするぐらい面白いんですよね。

 

 

体感時間がこれだけ短い映画というのもなかなかないんじゃないかと。

 

 

古典的なSFホラーの名作と言ったら、『エイリアン』や、『遊星からの物体 X』などが有名かと思いますが。

 

 

この作品はそれらと並べても全く遜色のないレベル。

 

 

この作品のクオリティってそこまで言っても全然大げさではないと思うんですよね。

 

 

まさに隠れた名作。

 

 

個人的には全く隠れていない問答無用の名作だったりするのですが、世間的には全然そうじゃないんですよね。

 

 

全然知られていない。

 

 

とはいえある一定の世代にとってはこの映画、トラウマムービーとしても有名かと思うのですが。

 

 

80年代から90年代の洋画における、良い子のトラウマムービーとしては、『バタリアン』が有名かと思うのですが。

 

 

この映画もそれと同じくらいのトラウマを生み出していると思うんですよね。

 

 

私個人としても、今は大好きな映画ですが、子供の頃はこの映画がとんでもなく恐ろしかったです。

 

 

脳みそを食べるバタリアンも、お腹を突き破るエイリアンも恐ろしかったのですが、液状ゆえにどこからでもはいってきて、しかも人をドロドロに溶かす今作の謎の生命体は本当に衝撃的でした。

 

 

一見するとテンプレ通りの洋ホラーのようで、ストーリーは意外と容赦なく 、テンプレ破りな展開も多数。そこがまためちゃくちゃ面白い。

 

 

とにもかくにも見ておいて絶対に損のない名作ですので、グロが苦手でないのであればめちゃくちゃおすすめです。

 

 

本当に名作中の名作。ここまでの作品って実際なかなかないと思うんですよね。

 

 

というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

どうも、松本13です。今回は『この愛のために撃て』についてです。

まずは簡単な概要とあらすじから。

 

【概要】

『この愛のために撃て』は、2010年のフランス映画。2014年に韓国、2019年にアメリカでリメイクが制作されている。

 

【あらすじ】

看護助手サミュエルの家に、見知らぬ男たちが押し入り、出産間近の妻ナディアを誘拐した。サミュエルが勤める病院で警察の監視下にある容疑者サルテを3時間以内に連れ出さなければ、ナディアの命はない。妻への愛だけを頼りに、必死で犯人の要求に従うサミュエルだったが、容疑者の逃亡を助けたとして指名手配されてしまう…

 

この映画、めちゃくちゃ面白かったです。

タイトルやビジュアル、序盤の展開だけを見ると、ちょっとしたリベンジガンアクション映画なのかなと思いがちですが、アクション要素は多々あるものの、この映画、どちらかというと上質なサスペンス映画といった方が適切なんじゃないかと。

本当にタイトルにしても、ビジュアルにしても、90分以下の上映時間についても、大味なドンパチ映画と勘違いしてしまいがちなんですが、本当にめちゃくちゃ面白いサスペンス映画なんですよね。

ストーリーはめちゃくちゃ面白く、二転三転する展開に目が離せず、なおかつテンポもめちゃくちゃ良くて、90分以内に終わるというお手軽なのに大満足できるという、本当に素晴らしい映画。

韓国やアメリカでリメイクされたのも納得の傑作です。

2時間超えの重厚なサスペンス映画のような期待は禁物ですが、90分前後の上映時間を考慮すれば、おそらく大抵の人の期待は大きく超えてくるんじゃないかと。

本当に90分前後の映画の満足感じゃないんですよね。それくらいに面白い作品なので、気になる方は是非見てみてください。

よほど過剰な期待さえしなければ、おそらく多くの人の期待は余裕で超えてくる作品かと。

この内容や満足感 で90分以内って本当にすごいことだと思うんですよね。

というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

どうも、松本13です。今回は、『テレビの中に入りたい』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。

 

【概要】

『テレビの中に入りたい』は、2024年のアメリカ合衆国のサイコホラー映画。配給はA24。

 

【あらすじ】

謎めいた同級生マディの家で観た深夜番組「ピンク・オペーク」に魅了された少年・オーウェン。だがそんなある日、マディが行方不明になる…

 

​90年代の郊外に住む孤独な若者の、虚構と現実の境界線が解けていくという、これぞA24と言った尖った映画。他の方のレビューでも言及されていることですが、初期A24や、同じく一昔前の郊外に住む若者を主人公とした変則映画の名作『ドニー・ダーコ』など、そっち方面の映画が好きな人にとってはめちゃくちゃ刺さるんじゃないかと。

​ただ今作、めちゃくちゃ尖っている、いにしえのサブカル臭がプンプンするような作品ながら、基本的なプロットはシンプルなので、いい感じの映像を楽しむだけの「雰囲気映画」としてもめちゃくちゃ楽しめます。とにかく、批評家とマニア受けだけがいい前衛映画というわけじゃないんですよね。今作は製作に、昨今では名作請負人と言っても過言ではないエマ・ストーン夫妻が関わっており、その部分のバランスは流石といったところ。

​そんなこんなで今作、刺さる刺さらないは別として、誰にとっても一見の価値ありな作品ではあるのですが、個人的にはインターネット普及以前の世代にめちゃくちゃおすすめしたかったりします。今作ってインターネット普及以前の世界観なので、仮想現実みたいな親切なものはなく、本当にサブカル的な一本のテレビドラマと、変わり者の友人と、あとは自分の自意識だけなんですよね。

​だから今作って、見方を変えれば全部個人の妄想で片付けられたりもするのですよね。何の裏付けもデータもない、それでも確かに「向こう側」がある気がする、あってほしい、あってくれなきゃやってらんない、みたいな。

​スマホやインターネットが普及する以前の、それこそテレビと友達が全てであったあの時代に、友達もろくにおらず、抑圧的な父親ゆえにテレビもろくに見せてもらえない、みたいなあの時代ならではの「くすぶり感」というか「閉塞感」というか、その部分がとてつもなく秀逸に表現できている作品なので。

​あの頃のあの感じを知る世代にとっては、本当にめちゃくちゃおすすめの作品ですし、刺さる人にとっては本当にオールタイムベストに入るくらいの作品になるんじゃないかと。先述の『ドニー・ダーコ』や『π』、『ジェイコブス・ラダー』などなど、レンタルビデオ店で発掘したあの時代特有の毒気のある「電波」な作品を心の宝物にしていたような層には、相当刺さる映画だと思うんですよね。

​ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。