私の次男の大好き同士のガールフレンドは筋ジストロフィー。
誰しも一度は耳にしたことのある病名じゃないかな。
ざっくり言うと、原因不明の難病で、全身の筋肉がかたまっていく病気。
平均寿命は20歳〜25歳。
次男もガールフレンドも19歳。
そろそろドキドキし始める頃…
そんなさなか、ガールフレンドは入院した。
嚥下性肺炎。
筋力が低下してきているから、嚥下(えんげ)ひとつがおおごとになる。
彼女のお母さんからの連絡によれば、肺炎は落ち着いてきてる、でも、これからは自分の唾液ですらもこのようになりかねないから、胃ろうの手術をしておく方がいいと医師にすすめられたということだった。
これはある意味ひとつの、病気の進行ともとれる。
私も筋ジストロフィーの知識がそこまであるワケじゃないから、片っ端から調べた。
今もまだ調べてる。
こんな残酷な病気があってもいいのだろうか!
こんなに天使みたいな女の子に、神様はこんなに大きな試練を与えてこの世に生まれさせたんだ。なぜ?
そんな思いでいっぱいになった。
私も次男も、最後の最期まで、彼女に寄り添うと決めてる。
それは彼女のお母さんにも伝えてある。
そう遠くない先に、「その時」は待ってるんだ。
ネガティブに考えてはいけない。
でも現実逃避もできない。
どうか、どうか、彼女がまた今までのように、食べ物が食べられる状態で退院してきますように⋯
大切な1日、1時間、1分を、苦痛ではなく、幸福に過ごせますように⋯
今日はこんな話を書いたので、自分の告知は一切しません。
世の中の病気で苦しんでる人達、病気と闘っている人達、その人達の笑顔が、どうか絶えませんように。。
優しくヒラヒラ癒しをくれるキアゲハ