金曜日の砂糖ちゃん

その愛らしい名前と
天使のような寝顔にもう夢中。


誰かに似てると思ったら、
おねえちゃんが産んだ赤ちゃん。

大好き。

やっとハイハイが前に進むようになったちびちゃん。
ちびちゃんのママになったおねえちゃん。


砂糖と金曜日とちびちゃん。


最高に幸せな響き。
営業さんと出張。

いつも電話とメールでやりとりしてるけど一度も会ったことがない営業さん。


待ち合わせの新幹線ホームにいた彼は、定年間近のおじいちゃん。

いつも無理難題を依頼してくる。一体どんなヤツだと思ってたけど、憎めないおじいちゃん。


目的地まで2時間ちょっと。
話はいつの間にかアメリカンコーヒーについて

「日本のアメリカンってのは全然味がしっかりしてるよ。濃い!濃いんだよまだまだ。」 

「そうなんですか?」

「むこうのはねー、もっとシャビンシャビンなんだよー。日本のより10倍は薄いね。」

「シャビンシャビン!?」

「そうシャビンシャビンだよ。緑茶代わりみたいなもんだからね。そんなに濃かったら胃がもたないよ……」


その後もおじいちゃんはいろいろと話続けてたけど、
私の頭はシャビンシャビンでいっぱい。

なんだその擬音。
響きが心地よくて気に入ってしまった。

シャビンシャビンなんだよ。
せめて家がもう少し近かったら。。

伝えようてしてやめた。
それで良い。


ないものねだり。
ないものねだり。
英語にするとなんかロマンチック。


毎日、月を想って泣いちゃうよ。
あれこれあれこれ。

そろそろ足元を見て歩こう。
会いたければ会いに行くでしょ。