10日ほど・・・
喉が痛いと思っていたら、カラダが痛くなり微熱が出た。
37度少々でも、平熱低めのわたしを打ちのめすにはじゅうぶん。
先週水曜からの3日間だけは、完全に休むことにした。
とにもかくにも、家事炊事一切休止。
ひたすら眠るだけに専心した。
でないと、
気管支の弱い私は完治にひと月近くの時間がかかるのだ。
その間、朝も昼も夕昏にも、
実にいろいろな夢を観た。。。
実在の場所、人物と夢とが入混じり、
夢のなかでは、飼ったことのない犬と散歩へ出かけて抱きしめたり、観たことのないこどもが自転車に乗っていたり、
大きな公園でお母さんに叱られ、泣くこども・・・。
会ったことのないヨーロッパ人の老人と川岸で会話したり。
彼が着ていたツイードの表面が、斜光に冬の陽だまりをぼんやりと感じさせていた。
みんな知らない人々、動物、街角ばかり。
石畳の暗闇の森からは、今まで耳にしたこともないような身も心も溶かす心地良い音楽がストリート・オルガンから流れ、秋のダークな深まりから初冬へかけての強い風がそこに吹く。
真紅、黄緑、大きな手のひらのような淡い翡翠の葉、針葉樹の濃いブラウン・・・それらの色彩が強い風に吹かれ、
ふいに暗闇へと巻かれては消えて行った・・・。
夢は実に不思議だ。
美しく、多国籍の色彩、会話、雑音があり音階となっていく。
夢を観るというメカニズムは、調べればある程度に理解できることだけど、本当に眠りのなかでは不思議の国、時間へと連れて行かれる。
風邪もほぼ回復し、昨日は早朝から予定を入れた。
今日からは先週の予定を夜にもまわしており、すること遣ること、考えることが増えてきたが、先ほどから書棚に並ぶ1冊の本が気にかかる。
レイ・ブラッドベリーの「10月はたそがれの国」・・・。
この本は何十年も昔に幻想的な作風に惹かれて買った本なのだが、とうの昔に記憶の彼方に。
読んでみようと言う気はするのだが、なんとなく躊躇する。
もし、本の内容が、わたしの夢の中と同じ不思議に出逢ったとしたら、どうしようか・・・。
・・・Trick or treat ? まさかね?
