「母ロス」という言葉を
初めて知った。
骨壷や仏壇に
興味が無かったのに
大切な人を失うと
毎日会える場所を作りたい
ってこういうことかぁと
初めて理解出来た。
結構
毎日が辛くて悲しくて涙が出る。
「〜だったら」
「〜してれば」
タラレバ娘になってる。
私が車の免許持ってたら
車２台持つ経済力はなくても
旦那が休みの日に車を借りて
母の所へ頻繁に会いに行ったり
嫌がる母を無理矢理
病院へ連れて行くことも
出来たかもしれない。
社会性に不安がある
弟がいるのに
母に任せきりになっていて
私が高いタクシー使ってでも
病院連れて行ってあげられたら……
母に会いたい
会いたい会いたい会いたい
一回倒れて…って段階もないから
急すぎて
心がついてかない
アドレス帳は
お気に入り登録されているのは
旦那
職場
保育園
お母さん
母が亡くなって
電車で帰る日
ふとスマホのアドレス帳が目に入って
涙がブワーッと溢れてきた。
もう掛けられないんだ
お母さんは電話に出ないんだ
父が亡くなった４年前
「これでやっとお母さんが楽になれる」
咄嗟に思った。
まだ母が生きているとき
夢の中で
昔の元気な父が出てくると
決まって私は
父は恐怖の対象で
いつも「お母さんを守らないと！」
と思っていた。
毎回そうだった。
お母さんは子供に守られるような
弱い母じゃなく
いつも強気で頑固な人なのに。
子供たちに
ばぁばの事を忘れて欲しくない
あと10年生きてくれたら……
今朝長男にふと
「ばぁばに会いたい…」と洩らしたら
「ガマン、ガマン」と言われた(笑)
母は望んだ形の死かもしれない。
小さかったから少ししか覚えてないけど
おじいちゃんは介護状態だったし
父も倒れてから
要介護になってしまって
母は
「あんたらが高校卒業したら
離婚する予定だったのに」と(笑)
(倒れたのは私が高3の時だった)
だから
体力に自信があった母は
タバコガバガバ吸うのもやめず
体調不良があっても
病院嫌いで
ほとんど病院行かず
介護状態にもならず
認知症にもならず
ポックリ逝けたことは
母の性格から考えたら
良かったのかもしれない。
四十九日までは毎日こんな気持ちなのかな
バタバタが終わったはずなのに
家事が全然進まない
一種の軽い鬱状態なんだろうか