「行為の意味」(宮澤章二著・青春前期のきみたちに)


ーーあなたの<こころ>はどんな形ですか


と ひとに聞かれても答えようがない


自分にも他人にも<こころ>は見えない

けれど ほんとうに見えないのであろうか


確かに<こころ>はだれにも見えない
けれど<こころづかい>は見えるのだ


それば 人に対する積極的な行為だから


同じように胸の中の<思い>は見えない
けれど<思いやり>はだれにでも見える


それも人に対する積極的な行為なのだから


あたたかい心が あたたかい行為になり


やさしい思いが やさしい行為になるとき


<心>も<思い>も 初めて美しく生きる


ーーそれは 人が人として生きることだ

16年前の阪神淡路大震災で、たくさんの温かい支援をいただきました。

なのに、今回、自分が神戸で何もできずにテレビで情報をみているしかできないことに、自分の無力さに、涙が出ます。自分のふがいなさに憤りを感じます。

あのとき、救えなかった命を思い出して、悔しくおもいます。


同じとは言いませんが、同じく震災を体験した者として、想像できるのは、水の不足が最も問題ではないでしょうか? 人間、お風呂にはいらなくても大丈夫ですが、トイレだけはどうしようもありません。

水道局が給水車を出すとのことですから、一刻も早く到着してほしいと思います。 ややこしい手続きはあとでいいので、まずは、被災した方々の手へ水を届けてほしいと思います。

そして、この寒さです。 寒さは気力をも奪います。僕らも1月でした。あの寒さのなか夜の闇で寂しさや絶望感で、気力がどんどん奪われていきます。 毛布やストーブを1日も早く届けてほしいと思います。

自衛隊や警察や救助隊の皆さんが、がんばって捜索・救助を続けています。

救える命はまだまだあるはずです。


枝野官房長官が言ってましたが、マスコミは慎重に取材し正確な情報を発して欲しい。 神戸の時、取材ヘリの音で救済をもとめる声が聞こえずに救える命をおとした、ということがありました。 そこまではないにせよ、やはり、邪魔になっているそうです。


絶望で泣き崩れているひとに、マイクをむけるのもやめてほしいと思います。 そんなことをしなくとも、我々には、どれほどの恐ろしいどれほどの甚大な被害がでているか、伝わっています。 だから、被災者を見世物にするようなことは、やめてください。


しかし、どれほど今ここで偉そうなことを言っても、僕は何もできません。 募金と、節電くらいです。

東京でも電車がいくつかストップしていますし、計画停電をするそうで、東日本一帯で電力が不足しています。


毛布を送りたいけれど、送付先がわかりません。ボランティアの受け入れもまだできていない状況です。

ただただ、もどかしい思いの中、祈ることしかできません。


被災地の皆さん。

諦めないでください。


どうか、絶望しないでください。

僕らも、がれきの中で、絶望しました・・・それでも、今、こうして生きています。


今、先のことを考えることなどできないでしょう。


今は、生きることだけを考えてください。

今、強く生きてください。


世界中の善意が、皆さんを救いたいと頑張っています。

どうか

どうか、希望をすてないでください。