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コクリコ坂を二回目ですが観ました。

海の青、空の青、街の茶、に
なんだか心が浮き立つ。

やはり、1960年代を今の日本人は好きなのかもしれない。
戦後の焼け野原と占領から抜け出し、
特需景気、オリンピックへとつながって、
そこから機械工業と円安で身を立て、経済大国にのぼってく。

そんな過去の栄光を懐かしんでしまうのかも。
成熟した国家が過去の栄光の再来をちょっと期待してる。
成熟した行政国家の持病は各国似たりよったりのもので、かなり万能薬だし、若いときに効いたオリンピックになんとかしてもらおう、と。

そのときのどん底からの高揚を想像するとやはり泣けるのに、
この映画を観ると終戦時に産まれてる高校生特有の高揚ともあいまって、さらに泣けちゃう(T ^ T)

この子たちが、戦争を直接体験してないのに、
その戦争の影響を産まれにうけている。
心にどんな葛藤があったのかは表に見せず、抗わず粛々と受けいれて
まっすぐな情熱として昇華させている。
本当は心の中にみんな色んな葛藤があった、そんな時代な気がする。

あと、そんな彼らが新しいものに飛びつくわけではなく、
古いものを大切にしようとするのがよかった。
私も新しいもの、古いものを悩みながら選んでいくのが好き。

古いものを壊すことは
過去の記憶を捨てることと同じじゃないのか?
人が生きて死んでいった記憶を
ないがしろにするということじゃないのか?
新しいものばかりに飛びついて
歴史を顧みない君達に未来などあるか!
少数者の意見を聞こうとしない君達に
民主主義を語る資格はない!!
映画『コクリコ坂から』

上を向いて歩こう、が流行る世相も、気になる。
震災のあとを思い出して。
戦後とは、大変な人の割合が違うよね。
だから、全体として牧歌的にこの歌だけで利用して、大変ではない人が、復興だとか認識し間違えてはいけない。
もちろんそんなつもりで使われてないんだろうけど。

あと、自分を常に統制して役割に徹するメルが、
風間との関係が破綻することがわかったときにみた夢が悲しい。
ずっと抑えてた気持ちがあふれていて、この子はまだ17歳だったのだ、と。
背負うものに対して普段の聞き分けが良すぎて、そうせざるを得ない世の中が悲しくなってしまった。




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