東前の谷の沢登り(揖斐川支流) | 大人の水遊び(岐阜市近郊の沢登り もんり)

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家族に迷惑をかけない奥美濃の沢登り



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平成2766日(小雨から晴れ)
6:03駐車場発―6:16橋から入渓―7:16520付近伏流)―7:562の平坦部分―8:23840二俣は右俣へ連爆帯開始)―9:151030連爆帯終了)―10:10花房山peak-11:53駐車場着
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神社(寺)先に駐車。

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2年前,夏道を登っているとき,平らな森を見つけた。
それが,東前の谷の平らな場所だと知ってから,
ずっと行きたかった。
水量が多いと怖いイメージ。
昨日の雨で,水量が心配。

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橋下から入渓。水量はたいしたことない。

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森と沢が一体となって混在し,太古の沢って感じ。

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宮崎駿が「日本の沢」を描くと,きっとこうなるんだろう。
巨木の根が沢へ押し寄せ,苔が発達している。

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沢が申し訳なく森の隙間を流してもらっている。

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520からピタッと伏流。

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第一の平らな場所を過ぎるとガレ場。
ガレ登りが辛く,消耗する。

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第二の平らな場所は,鳥の声と自分の息遣い,
足音が聞こえるのみ。シーンとした世界。
突然雨が降ってくる。
んっ!? 降ってない。
風で上空の葉に付いた水滴が,一斉に下の葉に落ちる音。
生まれて初めて聞いた音。

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噂通り楽園だが,楽園度は先日おじゃました
ワサ谷の方が髙い。

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840二俣は,右手から枝沢も出合い,
三股になっている。
左股にかかる滝が美しく,開けていて素敵な場所だ。

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右俣へ進むと,突如連爆帯がスタート。
連爆過ぎて,写真を撮るタイミングがない。

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1番目のチョックストーン気味の滝のみ右岸を巻くが,

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途中からはへたに巻くより直登する方が楽なことに気付き,
全身シャワー。ほとんどが中を行ける。

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2番目のチョックストーンは,
右手壁のクラック沿いを行くも
後半の1,2歩がヒヤヒヤもん。
あかん。こんな登り方をしていたらいつか落ちる。

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滝はいったいどこまで続くのか。
この沢は平らな部分よりも,この連爆帯がすごい。
1030でピタッと連爆帯は終了。

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沢相がガラッと変わり,
Peak直下とは思えない豊富な水量と,
まるでどこかの小沢の入渓地点のような,
穏やかな流れになる。

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ここを第三の平らな場所だとすると,
第三が最も魅力的。楽園だ。
ここから初ビブラソールの靴に履きかえるが,
これが滑らずに強い。
このままコルまでいっちゃったら最高だと,
気を抜き,少し沢筋を外れた途端,

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奥美濃的な藪に捕まり,50分藪漕ぎ。

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夏道に出たかと思えば,昨日からの雨でシャワー藪。
沢中よりもグショグションになる。
気持ちいが寒い。

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長―い夏道を下る。
久しぶりの6時間遡行で,ヒラヒラ。